海外旅行は富裕層だけのものじゃない
コロナ禍以降「海外旅行はお金持ちしか行けないものになった」と言われるようになりました。
増えない所得、増える税金、高騰する光熱費に物価高。
日々の生活でいっぱいいっぱいで、海外旅行までお金が回らないという人が増えていますね。
海外旅行においても物価高の波が押し寄せています。
人件費や経費の高騰、原油高。
なのに旅行人口は増えるばかりで観光業の供給が追い付かない状態です。
しかし「お金がないから海外旅行に行けない!」と言っている人は、実は無駄遣いが多いだけの人が殆どなんです。
今回は庶民の私がどのように海外旅行費を捻出しているかを書いていきます。
普段映えを狙って高いカフェやレストランにお金を使っている人は要チェックです。
過去の海外旅行の旅費についてはこちらをご覧ください。
howtogetlostineurope.hatenablog.com
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旅費を貯める方法
私は『旅費は貯めるものではなく作り出すもの』だと捉えています。
早速旅費の捻出方法を見てみましょう。
①自炊する(外食しない)
海外旅行をしたことがない人って大抵外食の回数が馬鹿みたいに多いです。
「毎週末飲みに出かける」「職場の飲み会は必ず出席する」という人は出費を増やすだけです。
一度の飲みで5,000円使ったとして、週2回で10,000円。
そこに終電を逃してタクシーで帰宅したりホテルに泊まったりすると数千円の上乗せ。
- 一度の飲み5,000円×週2回✕4週間=40,000円
- タクシー代かホテル代を上乗せすると50,000円にも
これを12か月続けると48万円~60万円に。
60万円あったら私はビジネスクラスでヨーロッパに行きます。
30万円あれば仁川⇔ドバイ⇔ヨーロッパをエミレーツのビジで行けますから。
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②昼食を持参する(外食しない)
前の職場にいた海外旅行未経験の同僚は、自炊せず毎日コンビニの弁当を買っていました。
それだけで500円。
ペットボトルのお茶を買うと更に100円。
- コンビニ昼食600円✕週5日✕4週間=12,000円
一年で144,000円…。
14万円あったら東南アジアを往復してそこそこのホテルに数泊できます。
③コンビニに行かない
②と被ってしまいますが…
コンビニは散財材料の宝庫!
プライベートブランドのお菓子を除いて、ほぼすべての商品が定額で売られているからです。
コンビニに行くとついついペットボトルのジュースやお酒、総菜を買ってしまいますよね。
コンビニは高いだけです。
ご飯を買うなら足を伸ばしてスーパーに行きましょう。
④スーパーではその日に必要なものだけを買う
自炊をするとして、まとめ買いは個人的にあまりお勧めしません。
理由は食材を使い切れずに腐らせることがあるからです。
私は普段、2~3日分のご飯をまとめて作ります。
そのため、その日のメニューに必要な分の材料と量を買うようにしています。
また、安いからと言って大量に入っている野菜を買うこともしません。
例えばカレーを作るなら人参は1~2本しか必要ないですよね。
3~4本入っているものを買っても残りをどうすればいいのかまた考えなくてはなりません。
だから少々高くついても、甘くて美味しい金時人参を1本買う方が私はいいと思っています。
前首相のガースーさんがスマホ代引き下げに大きく貢献しました。
www.dlri.co.jp
この記事によると、現在の平均携帯代は5,000円台だそう。
ガースーさんがテコ入れする前は8,000円台でした。
これ、平均が8,000円なだけで、人によっては課金やサブスクで10,000円~15,000円ですよ。
価格が下がった今でも、3大キャリアに1万円近く払っている人が非常に多いです。
12万円あったら高騰した今の航空券でも東南アジアに行けるよね。
私はポイント払いできる楽天モバイルにしています。
2022年のスマホ2台分の料金は2万円台に抑えました。
⑥不要な服や物を売る
日々の支出を減らすだけでなく、溜まった不用品を売れば副収入になります。
これも面倒臭がってやらない人が多いこと。
例えば、
- 読まなくなった漫画
- 聞かなくなったCD
- 着なくなった服
- 箱買いで被ったアニメグッズ
- 合わなくて使い切れないコスメ
こういうもの、全部フリマアプリで売れます。
化粧品だって、半分残っている状態でも売れます。
古くて人気がない漫画だって売れます。
曲をDLする時代でもCDが売れます。
フリマアプリは断捨離ができてお金も入ります。
売上をスマホ代に充てる、スーパーの買い物で使う、マックなどで外食する。
そうすれば生活費を節約できます。
生活費を節約できればその分を旅行資金に充てられます。
私の場合、2022年のラクマの売上は2万円でした。
月にすると1,500円程度です。
でも毎月スマホ代が1,500円安くなると思えばいいでしょ?
⑦服を買う時は欲しいかではなく必要かどうかを考える
この歳になって、新しい服を買う時は熟考するようになりました。
最先端でお洒落な服ではなく、何年着られるか。
手持ちのどの服と合わせられるか。
ポイントがどれくらい還元されるか。
極端なことを言うなら、服を買う時に新品である必要はないですよね。
公式で定価で買う前に、フリマアプリで一度検索するのも手です。
アニエスのカーディガンやフレッドペリーのポロシャツなど、定番の商品は未使用やほぼ新品の状態で出品されているものがあります。
あなたが潔癖症でないなら、定価より安く買えるフリマアプリを活用しましょう。
⑧飲み会・カフェに行かない
①と被ってしまいますが、飲み会は本当にお金の無駄です。
仲がいい友人や親戚と年に数回なら飲み会もありかもしれません。
けれど海外旅行に行きたいなら職場や付き合いの飲み会は欠席すべき。
カフェも高いだけでいいことありません。
ただ、私は週に一度カフェでゆっくり過ごす時間を大切にしています。
一杯の飲み物をゆっくり飲みながらスマホをいじる。
この時間は家でも職場でも体験できない。
私にとっての最高の空間と時間を買っている形です。
カフェやレストランで過ごす時間に十分な価値があるならいいです。
日本の税金は上がるばかり。
節税できるものは片っ端から調べて活用すべきです。
年収1,000万円以上の人はふるさと納税で数十万円事前に納税できます。
その上、返礼品が食品の自治体を選べば年間数万~数十万円の節約になります。
国産の美味しい食材で上質な栄養を摂って節税もできる。
最高じゃん。
書類の手間を面倒がって制度を活用しない人は損するだけ。
ふるさと納税は所得税と住民税が減税になりますし、結果的に支出の見直しになります。
⑩本当に必要なものだけをまとめ買いする
これは④の追記になります。
賞味期限が長く、普段からよく使う加工食品や調味料はコストコで大容量サイズを買うようにしています。
また、日用品でも確実に使うことが分かっているもの(洗剤やトイレットペーパーなど)はドラッグストアのポイント率が高い日に多めに買います。
(買ってみて消費期限内に使い切れなかったものは次からは買わないようにしています)
けど大量買いやまとめ買いって、皆さんが思っているほどよくないですよ。
だって明日大災害が起こってトイレットペーパーが洪水で流れるかもしれない。
大地震で停電して冷蔵庫が使えなくなるかもしれない。
空き巣が入って食料を盗まれるかもしれない。
それならストックは少しだけにして、余ったお金を旅費に回す方が有意義でしょう。
⑪サブスクをなくす
若い世代ほど利用しているサブスク。
これほど悪な出費はないです。
定額で音楽聞き放題。
→サブスクの音楽って自分の好きな曲を聞けないのにお金払うの?
定額でコスメが届く。
→使わない、色が合わないものに数千円も使って楽しい?
私ならこうなります。
サブスクは本当に必要なものだけを1つ使うようにしましょう。
コスメのサブスクをどうしてもしたいなら、ポイント払いできる楽天RAXYがお勧め。
普段の買い物やポイ活で貯めたポイントで全額支払ができます。
自分の財布からお金が出て行くことはありません。
⑫ポイント率が高い時に日用品を買う
同じ日用品や食料を買うのでも、ポイント率が高いお店で買うだけで年間の支出に大きく差が出ます。
私は2年間で地元のドラッグストアのポイントを1万円分貯めました。
貯めた1万円分のポイントで「今月キツイな」という時に食品やコスメを買っています。
ポイ活はあなどれないってことですね。
まとめ
①~⑫の節約術を徹底するだけで年間50万~70万円の支出が減ります。
それだけあれば、年に東南アジアに3回、ヨーロッパに2回は行けます。
「海外旅行に行きたいけどお金がないよー!」って人はお金の使い方を知らないだけ。