ヨーロッパの迷い方

海外旅行中級者のための旅行記

【仲間意識】ヨーロッパ旅行ではアジア人がいる店に行くと優遇されるかもしれない話

アジア人が行くヨーロッパ旅行って

コロナ禍で、アジア人は以前にも増して差別される側になりました。

 

ヨーロッパを旅行していると「ニイハオ!」と話しかけられることはなくなりました。

その一方で、アジア人(特に東アジア人)を見るなり嫌な顔をする人が増えました。

 

白人の中に無意識に根付いているバイアスの意識って、何とかならないものでしょうか。

 

2023年3月~4月のヨーロッパ旅行では、白人の店員しかいないお店や観光スポットに行くと居心地が悪かったです。

ヨーロッパの文化が好きでお金払って行っているのにこんなに差別されたら暫くはもういいや、と思ってしまいます。

 

そんな旅の道中、アジア人の店員や従業員の対応に何度も癒されました。

彼らは私と同様、白人優位のヨーロッパで偏見や差別を毎日感じながら生きています。

その影響か、同じアジア人に対して優しく接してくれることが多いです。

 

今回はアジア人との印象的な交流を思い出して綴っていきます。

 

凄く優しくしてくれたアジア人店員

思い出せる限り書いていきます。

①マルタのアイスクリーム屋

マルタのスリーマにあるジェラート屋の店員さん。

ヒンディー系だったと思います。

終始にこやかに接してくれました。

 

紙のカップにする?それともコーンにする?

味はどれにする?

3つまで選べるよ。

 

ジェラートの注文の仕方が分からない私にめちゃめちゃ優しくしてくれて嬉しかった。

 

②マルタのホテル

マルタで泊まったホテルのフロントスタッフは出稼ぎかワーホリばっかりでした。

howtogetlostineurope.hatenablog.com

 

こちらもヒンディー系や中東系が多かったです。

ヒンディー系の女性には特によくしてもらいました。

 

朝食会場では空のお皿を下げる人が大体アジア人でした。

3日間で見たのは東アジア系、ヒンディー系、地元の人っぽいのが2人。

Good morningやThank youというと笑顔で返してくれたのが印象に残っています。

こういう人にこそチップをあげたいよね。

 

③マルタのパン屋

同じくマルタのスリーマにあるJeff's Pizzaの店員さん。

howtogetlostineurope.hatenablog.com

 

このお店はチェーン店のようで、同じ名前のパン屋を他でも見かけました。

 

ここで働いていた子もアジア系。

ヒンディーかトルコ系だったかな。

 

ノリがよくて、どんなパンが説明してくれて助かりました。

 

④ロンドンのホテル

イビスのアールズコートホテルのフロントもアジア人でした。

howtogetlostineurope.hatenablog.com

 

チェックインしたときにいたのは韓国人と中東系の2人。

アジア人同士だとやっぱり笑顔になるよね、の具体例でした。

 

チェックアウトした時にドアにいた人もアジア人で、ニッコリ笑いかけてくれました。

これが白人だとそんな風にはいかないものです。

 

ヒースロー空港の免税店

ヒースロー空港ターミナル4で。

Diorコスメの台湾人のレディーと、レジにいたヒンディー系のお姉さん。

 

Diorの台湾人とは少し談笑しました。

グロス3本しか買っていないのに可愛いノベルティくれたし。

howtogetlostineurope.hatenablog.com

 

レジのヒンディー姉さんには「これ何て読むの?ファ、フ…?」と聞かれました。

私「フクオカです。ファックじゃないからね笑」

姉さん「笑。初めて知った地名だわ。勉強になった。有難う」

 

という、少し笑える会話を交わしたのでした。

 

まとめ

ヨーロッパで差別を感じたらアジア人店員がいるところに行くべし。

同じアジア人として仲間意識がある人は優しくしてくれる。