結論:高齢者との旅行にはたとえ家族と言えど気を付けよ
8月に両親と行ったポルトガル旅行でのこと。
航空券を手配するのも、送迎車を手配するのも、ホテルを予約するのも、観光内容を考えるのも準備は100%私でした。
一人旅ならこういうとき楽なんですよね。
大まかな予定だけ決めて、その日の体調で動けるから。
しかしこの旅行では高齢の母が我儘言い放題で終始苛々しました。
今回はそんな母の「家族だからこそ苛つく海外旅行での我儘発言5選」をまとめます。
嫌な記事だな…と自分で思いますが、いつか誰かがヨーロッパ旅行で検索してこのブログに辿り着いたときに「家族旅行って大変なんだな」ということが伝わればいいなと思います。
それでは参りましょう。
出発前
①高齢で重いスーツケースなんて持ち運べないのに5~6泊用の大きいスーツケースを買うと言い出す
旅行が決まったとき、家にあった長期旅行用のスーツケースは2つだけ。
私と父の分だけでした。
他にあったのは2~3泊用の小さめのソフトキャリー。
これくらいですね。
私は荷物が少ないので5~6泊程度ならそのスーツケースでイケるんです。
でも母はアホほど荷物が多いからか「新しく大きいスーツケースを買う」と言ってききませんでした。
ちょっと待て。
その大きいスーツケースを持つ羽目になるのは私と父だぞ。
道中で自分の以外に母の大きくて重いスーツケースを持つなんて絶対に無理!
「重い」「上手く転がせない」と私達が持つことになるのが目に見えているのに特大サイズのスーツケースを買うと言って譲らない母。
そんなのはゴメン被りたいので全力で阻止しました。
まずは母の前でプレゼン。
内容はこちらです。
- 大きいスーツケースは鉄道の乗換や段差で苦戦するのが目に見えている
- 私か父が手伝うのはいいが、大きいスーツケース3つを急いで電車に積もうとすると警戒心が薄くなり、スリなどの被害に遭いやすい
- ヨーロッパの石畳も難敵である
- 一度の旅行のために大きなものを買う必要はない
- 服は現地で洗濯するから5着あればいい
- 圧縮袋で圧縮すれば小さいソフトキャリーに5着くらい入る
- 今ある小さいソフトキャリーにマチが深い折り畳みボストンを取り付けろ
『マチが深い折り畳みボストンバッグ』とはこのこと。
スーツケースの取っ手に取り付けられて便利なんです。
プレゼンした結果、5~6泊のスーツケースを買うのではなく、既存の2~3泊用ソフトキャリーに折り畳みボストンバッグを取り付けて5泊分の荷物を入れることになりました。
小さいソフトキャリー … 2~3泊
折り畳みボストンバッグ … 1~2泊
これで何とか決着がつきました。
折り畳みボストンは私か父のスーツケースの上に乗せられる。
軽いソフトキャリーだけであれば母でも持ち運べるだろう、ということです。
この時点でどっと疲れました( ^ω^)・・・
機内で
②天下のエミレーツのビジネスクラスシートに対して…
母が言い放った文句で一、二を争うほどイラッとしたのがこれ。
仁川から乗ったエミレーツのA380のビジネスシートに対して「狭い」と言ったこと。
( ゚Д゚)ハァ?
( ゚Д゚)ハァ?
( ゚Д゚)ハァ?イマナンテ?
エミレーツのビジネスシート、これだよ????
もちろんフルフラットだよ????
呆れてものが言えないってこういうこと。
エミレーツのビジネスより広いビジネスシートが世の中に何社あると思ってるんだ。
ビジネスじゃないと無理っていうからエミレーツを選んだのに。
howtogetlostineurope.hatenablog.com
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このとき「この人とはもう二度と海外旅行に行きたくない」と思いました。
街中で
③リスボンの三ツ星ホテルにて「無理!」
アヴェイロから鉄道でリスボンに移動した私達は、駅からホテルまでタクシーで移動しました。
howtogetlostineurope.hatenablog.com
坂道をグングン上がっていくタクシーに驚きながらもチェックインし、部屋で一休みしたあと辺りを散策してみることに。
リスボンで泊まったホテルは急勾配の上にありました。
ミレニアル世代の私ですら「これキッツイわ…」となったほど。
高齢の母は当然、平地の大通りからホテルまで上ることができません。
howtogetlostineurope.hatenablog.com
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散策から帰ってきてホテルの入口で母は言い放ちました。
「このホテル駄目だわ。無理。変えよう!お金は私が払うから!」
(;゚Д゚)エエエ
このとき、8月の半ば。
ハイシーズン中のハイシーズン。
リスボンの中心部(平地)にトリプルor2部屋✕7泊も空いている訳がないだろ。
あったとしてもハイクラスで何十万かかると思ってるんだ。
結局リスボンでは私と父の二人で出かけ、母はホテルで休んでいました。
流石に丸一週間缶詰では可哀想なのでタクシーでモールやキリスト像に行きましたけどね。
でもさ、グーグルマップだけじゃホテルが坂道に位置しているかどうかなんて分からないでしょ。
旅行の手配を丸投げした癖に文句だけ言うのはお門違いも甚だしい。
それなら最初から自分で手配しろよって話なんですよ。
④夏に厚着する
太っていて暑がりの母。
の癖に夏でも厚着するんですよね。
下着、キャミのような肌着、シャツ、カーディガン、と真夏なのに4枚も5枚も着る。
私なんかマキシワンピ1枚+冷房対策でカーデ1枚とかなのに、母、アホすぎない?
暑いなら脱げよ。
日傘挿してるんだから半袖で十分だろ。
⑤旅行中の不満が募りに募って…
いや、不満が募ったのは私なんだけどね(;^ω^)
両親のためにアレコレ考えて全部手配したのに散々文句言われてさ。
なのにリスボンのホテルと坂道の件で不満が募ったのか、私に向かってこう言いました。
「だからあんたは誰にも相手にされないのよ」
人格否定かよ。
これには流石の私も堪えまして、リスボン~帰国してしばらくは母を無視していました。
リスボンのアルカンタラの丘では今の彼氏に泣きながら電話しました。
「I do care you, sweetheart」や「I care you so much」と慰めてくれた彼に感謝。
まとめ
新幹線の手配 … 地元⇔福岡
飛行機の手配 … 福岡⇔仁川と仁川⇔ドバイ⇔リスボン
送迎車の手配 … リスボン→オビドス、リスボン市内→ポルテラ空港
在来線・高速鉄道 … オビドス→ポルト、ポルト→アヴェイロ、アヴェイロ→リスボン
各都市のホテル … オビドス、ポルト、アヴェイロ、リスボン、福岡
荷造りの手伝い … 母の荷造りはほとんど私と父がした
観光内容の計画 … いつどこに行くかを一応計画しておいた
楽天プレミアムカードの家族カードの申請 … 福岡空港でラウンジに入れるように、私と同等の海外旅行保険がつくように両親分作った
それなのにこの仕打ち。
今のところ元気に歩ける父親とならまだしも、自分で何一つ準備しないで文句ばかり言う母とは今度絶対に一緒に旅行しない。
教訓:高齢者との旅行にはたとえ家族と言えど気を付けよ。
母の人格否定暴言に優しい言葉をかけてくれた外国人彼氏とのアレコレを綴るブログも宜しくお願いします。
先週は『外国人彼氏、韓国ドラマに物申したいってよ』、『自称高学歴の無職の元彼』の二本立てでした。