今回はポルトガル・リスボンのほぼ中心部にある三ツ星ホテルの滞在記です。
ホテルの名前はHotel Principe Real。ポルトガル語読みだとホテルプリンチペレアルかな?
ブッキングドットコムで拾ってきた写真と私自身が撮った写真を掲載しながらこのホテルのよかったところと(´ε`;)ウーン…なところを綴っていきます。
【よかったところ】
①ほぼ中心部なのに安い。
繁忙期に朝食付の7泊で1,000ユーロ(13万円くらい)だった。
②バスタブが付いていてバスルームが広い。
古さは感じたけど清潔でした。
③ここのトリプルは寝室にベッド2台と居間に1台。トリプルでもプライベート空間があった。
両親とポルトで1週間トリプル一室で生活したのが予想外にきつかったんです( ^ω^)・・・
扉一枚だけとは言えど、物理的に仕切りがあるとないとではプライベート感は異なります。
私が泊まった部屋は写真のズボンハンガーの位置にソファと簡易ベッドが設置されていました。
④朝食が美味しい。
この記事では書ききれないので後日別記事にします。
食器はポルトガルの有名なビスタアレグレでした。
⑤中心部まで徒歩15分、アルカンタラの丘まで10分程度。
夜はこんな感じで幻想的でロマンチックな丘です。
⑥従業員が気さくで話しやすい。
マネージャーと思われる男性がおしゃべり好きな中年おじさんです笑。
ポルトガル語、英語、スペイン語、フランス語などの多言語を操るマルチリンガルも多いです。
外国語で色々話したい人にはお勧めのホテルかも。
ただし話し始めると止まらなくなります( ^ω^)・・・
⑦ホテルの裏が猫の溜まり場になっており、猫観察ができる。
猫好きにはたまらんホテルです。
はい、可愛い。
⑧中心部から少し離れているため、喧騒がない。
ホテルを出て左に2~3分歩いたところにあった、よく分からない建物。
ここを左に行くと大通りに出て、アルカンタラの丘までは更に5分くらいです。
⑨近くに公園があり、外の空気を吸いながら読書やピクニックができる。
日曜にはフリーマーケットが開催されています。
フリマの記事はこちらです。
howtogetlostineurope.hatenablog.com
⑩徒歩1分のところにコインランドリーがあり、親切なお姉さん達がやり方を教えてくれる。
howtogetlostineurope.hatenablog.com
⑪薄いカーテンだけかと思ったら窓にブラインドがついており、夜は真っ暗にできる。
真っ暗でないと眠れない人にお勧めのホテルかも。
ヨーロッパってこういううっすいカーテンだけのホテルやアパートが意外に多いんです。
だからブッキングドットコムで写真を見て予約するときに「これは眠れないパターンか?」と危惧したのですが、実際に泊まってみると窓にはブラインドがついており、おろすと昼でもほぼ暗くなりました。
周辺は住宅地なので電気を消せばそもそもそんなに明るくないけど、ブラインドを閉めると夜は本当に暗闇です。
【(´ε`;)ウーン…なところ】
①建物が古い。
古さはあちこちに感じます。
私は気にならない老朽さでしたが、神経質な人はやめておいた方がいいです。
②鍵がアナログ。
金属のアナログ鍵の何が嫌って、3人で泊まったときに個人行動ができないこと。
誰かが部屋にいればいいけど寝ていて扉を開けてくれないとかあるから嫌なんですよ。
その点カードキーは人数分くれるしスマホケースに入れられるのが便利で好き。
③ホテルまでの坂道がヤバイ。
この記事でも言及したように、
howtogetlostineurope.hatenablog.com
よくよくリスボンの地形を把握しておかないと半端じゃない急勾配の上のホテルに滞在することに。
「坂道くらいで大袈裟な~!」と思うでしょ?
旅先では一日一万歩歩く私でも「今日はホテルで一日過ごそうかな」とか「外出するのはいいけどホテルから出るのに心と体の準備が必要だわ」とか「暑いし坂道しんどいからお出かけは日が暮れてからにしようかな」とか思ったほどです。
④清掃の従業員に英語が通じない。
私は外出しない日があったり、外出しても2~3時間で戻ってきて休憩してまた出かけるという日があったり、という理由で清掃を数日に一度にしてもらうのですが、タオルだけ換えたいときがあるんですよ。
それを清掃員に伝えたかったけどタオルという英単語すらなかなか伝わらず、バスルームにタオルを取りに行って「これこれ!」と現物を見せなければならなくてちょっぴり面倒でした(;^ω^)
まあこれもいい経験でした。
⑤最寄り駅までが若干遠い。
ブッキングドットコムには「最寄りの地下鉄駅まで徒歩5分!」と書いてありますが実際は倍近くかかります。
平地に出るまでの急勾配が石畳で滑りやすく、歩くのに相当時間がかかるからです。
前述したように、ミレニアル世代の私でも「さて、外出するか。気合入れねば」となるくらいなので、お子さんや年配が同行者にいると駅に行くまでが一苦労です。
総じるとよかったところが多かったですね。
でもあの坂道だけはもう二度と上りたくない( ^ω^)・・・
移動は常にレンタカーかタクシーという人ならこのホテルに長期滞在してもいいと思います。
朝食に関しては他にはない注文式でなかなかおもしろくて印象的でした。
ただしメニューに野菜がないので野菜不足や栄養不足を気にする人には向きません。
結論として、このホテルに泊まるのをお勧めする人はこういう人です。
①若くて健康・健脚な人。
②リスボンの中心部に安く泊まりたい人。
③でも汚い、狭い、中国人がいるホテルが嫌な人。
④バスタブ付でないと嫌な人。
⑤安いと言えど朝食は美味しいものをしっかり食べたい人。
⑥2~3泊で短期滞在の人。
一泊1万円以下でバスタブあり、美味しい朝食付の立地がいいホテルに泊まりたい人は是非!