交渉術ってやつ
レイトチェックアウトっていいですよね。
コロナ禍でホテル需要が落ち込んだ際、ホテルは様々なサービスを付けることで客を呼んでいました。
レイトチェックアウトがその一つです。
客にとって、レイトチェックアウトがお得な理由ははいくつかあります。
- 朝ゆっくりできる
- 飛行機や電車の時間が遅くてもカフェなどで時間を潰さなくていい
ということで今回は『レイトチェックアウトのプランでなくても交渉でチェックアウトの時間を遅らせることはできるのか』について言及します。
レイトチェックアウト
私は以前のプーケット旅行で、帰りの飛行機が20時台だったことがあります。
ホテルから空港まではタクシーで1時間半、
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規定のチェックアウト時間は12時。
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空港でのチェックインは早くても17時台(実際は出発時間の3時間前だった)。
ホテルを出てから空港でチェックインするまで何をするか、渡航前も渡航後も迷いました。
- 一泊分払って空港近くのホテルに数時間滞在 → 安くても5,000円以上して結構な無駄遣い
- ショッピングモールみたいなところで買い物やお茶をする → 5月なのに暑くて無理
「それならホテルと直接レイトチェックアウトを交渉してみたらいいんじゃない?」
に辿り着きました。
ホテルでレイトチェックアウトを交渉してみた
交渉は(私ではなく)同行者がしました。
以下、その時の会話です。
同行者「こんにちは。〇〇室の△△です。お伺いするのも気が引けるのですが、実は明日のフライトが20時台で、タクシーが14時に来る予定なんです。そちらが何かできることはございませんか」
フロント「少々お待ちください」
(予約者の詳細をパソコンで確認)
フロント「大丈夫ですよ。14時までお部屋にいていいですよ」
という感じでした。
レイトチェックアウトを打診する前にもいくつかのことを気を付けました。
- フロントが混雑していない時間帯である
- 電話でなく対面で話をする
- 権限がありそうで年齢が高めの人(フロントスタッフ)を選ぶ
- 控えめに謙虚に言ってみる
他にも観光業の繁忙期であるかどうかも関わってきます。
一般的に8月(バカンスシーズン)や年末年始(帰省シーズン)で同じように相談したとしても、部屋の清掃が立て込んでいて断られる可能性が高いからです。
私の場合は、ホテル側の厚意で(たまたま)無料で2時間のチェックアウト延長をしてくれましたが、有料の場合もあります。
イビスは公式サイトから予約すると、数千円の追加料金を払うことで17時までのレイトチェックアウトが可能です。
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ロンドンのイビスは3,000円でした。
が、国や都市によっては6,000円~8,000円のところもあります。
まとめ
ホテル会員で公式サイトから予約した場合、平会員でもレイトチェックアウトができることがある。
ただし英語で交渉する技術と経験が必要。