ヨーロッパの迷い方

海外旅行中級者のための旅行記

【迷うことはそうない】ロンドンの地下鉄の乗り方5ステップ

ロンドンの地下鉄って難しそう?

ロンドンの移動手段と言えば、バス、地下鉄、タクシーと色々あります。

ロンドンの中心部では、地下鉄を乗りこなすことができれば他の交通手段必要ありません

寧ろバスやタクシーはしょっちゅう渋滞にはまって時間のロスになります。

 

「でも地下鉄の乗り換えって難しいんじゃないの?」

と思ったそこのあなた。

実はロンドンの地下鉄って単純で簡単なんです。

 

ということで今回はロンドンの地下鉄で「これだけおさえておけばOK!」な項目を箇条書きにしていきます。

 

①駅や空港の有人窓口でオイスターカードを購入する

ロンドンの地下鉄(その他在来線も含む)に乗るにはICカードが必要です。

駅や空港の友人窓口、または券売機でオイスターカードなるものを購入します。

デポジット(保証金)を含め最初は20ポンド程度をチャージしておくといいです。

 

②地下鉄の路線図をダウンロードするかガイドブックを買っておく

ロンドンの地下鉄の路線図は大体ガイドブックに載っています。

 

路線図をガイドブックから切り取れるようになっているものが多いです。

 

ただ今の時代はグーグルマップで行き方(乗り換え)を簡単に検索できます。

実際のところ、紙の路線図はほとんど必要ないと思います。

ロンドンに着いてすぐにネットを使えない状況であればオフラインでも使える路線図をダウンロードしておくことをお勧めします。

 

③出発地から目的地までどの方角に移動するかを把握しておく

ロンドンの地下鉄の乗り換えにおいては方角が大事です。

 

  • ヒースロー空港からコベントガーデン駅に行きたいなら西から東
  • レスタースクエア駅からグリーンパーク駅に行きたいなら東から西
  • イカーストリート駅からウォータールー駅に行きたいならから南
  • ビクトリア駅からユーストン駅に行きたいなら南から北

 

出発の駅から目的の駅まで、どの方角からどの方角へ行きたいのかを頭に入れておく必要があります。

 

④構内や車内で「〇〇 Line」「〇〇 Bound」という放送を聞く

複数の路線が入り混じっているロンドンの地下鉄駅。

乗換をするには自分がどの路線に乗るのかを確認してください。

 

これはヒースロー空港行、ピカデリー線の実際のアナウンスです。

各駅で発車前に「この電車はヒースロー空港行です」と言っています。


www.youtube.com

 

まず覚えて欲しいのは、ヒースロー空港からキングスクロス駅までつながっているピカデリー線です。

ロンドンの中心部で遊ぶだけならこの路線だけで大体事足ります

 

乗り換えたい電車が合っているかはこのアナウンスで確認することができます。

 

⑤または構内にある案内板と矢印に従って移動する

たとえば他の路線からピカデリー線に乗り換えたいときは、構内に青の文字で書かれている『Picadilly Line』という案内板を探せばいいんです。

ピカデリー線だけでなく、他の路線にもそれぞれ名前と色がつけられています。

 

  • 茶がBakerloo線
  • 赤がCentral線
  • 緑がDistrict線
  • 水色がVictoria線

 

という風に。

乗り換える路線名をしっかり覚えておけば間違えません。

 

乗換がある駅には必ず「Picadilly Line→」や「←Central Line」と言った乗換のホームを示す案内板があります。

その指示に従って進めばホームに着きます。

 

路線がいくつも乗り入れている大きな駅では、乗換にエスカレーターの移動が必要な場合もあります。

「こんなに深く潜るんかい???」

と思うほど地下に行くこともありますし、地上近くに上がることもあります。

 

乗り換えようと思ったら、壁を隔てて真後ろや真向かいの線路が該当路線だったということも。

そういうときはラッキー!

エスカレーター移動なしでささっと乗り換えしちゃいましょう。

 

路線図を見ながら補足

ここからは実際の路線図を見ながら乗換のシュミレーションをしていきます。

①ピカデリーサーカス駅からベイカーストリート駅

ロンドンの中心部、ピカデリーサーカス駅からベイカーストリート駅に行きたいときです。

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この場合、からに移動することになります。

北方面行きは『North Bound 』と構内・車内で放送されます。

 

また、駅構内の案内板にも『〇〇Line Northbound』などと書いてあります。

案内板にはその駅から終点までの各駅名も表記されています。

案内板の一例

 

構内にはこういう案内板がいくつもあります。

「当駅からこれらの駅に行きますよ」ということです。

電車に乗る前にきちんと確認すれば乗り間違えることはありません。

 

②ベイカーストリート駅からキングスクロス

次に、ベイカーストリート駅からキングスクロス駅に行きたい場合は西から東へ移動します。

ハマースミス&シティー線への乗換、且つ東方面に行くので『Eastbound』と書かれたこの案内板を探します。

案内板一例

 

これを見つけたら、そのホームで電車を待てばOKです。

 

まとめ

ロンドンの地下鉄は日本のそれより分かりやすく、間違えにくく、迷いにくいです。

ロンドンの地下鉄を乗りこなして観光名所を効率よく回りましょう。

 

複数路線を使っての乗換が不安な人は、極端な話ピカデリー線と徒歩だけでも主な観光地を回れます。