海外旅行はキャッシュレスで行ける?
今回は『完全キャッシュレスで海外旅行に行けるのか問題』に切り込んでいきます。
昨今、キャッシュレス社会が広がっていますね。
同時に「海外旅行も現金なしで行けるのでは」と考えている人もいるはず。
でもそれ、危ない。
危なすぎる。
ヨーロッパでは現金を嫌がる店員がいる一方、
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東南アジアではまだまだ現金社会の国が多いです。
私は海外旅行では専ら現金主義!
欧米ではカード決済の方が好まれるけど現金も使おうぜ☆という理由を書いていきます。
クレジットカードを多用しない方がいい理由
現金以外の決済となるとクレジットカードが一般的です。
でもクレジットカードって怖いんですよ。
①スキミングが怖い
海外ではATMやお店で普通にスキミングされます。
人がよさそうな店員も、地元の人が利用しているATMでも、です。
世の中、そんなにいい人ばかりではないということ。
日本人は人がいいからすぐに騙されるんですよね。
カードを読み取るついでにスキミングする店員なんてゴロゴロいることを忘れてはいけません。
クレジットカードの使用が増えれば増えるほど、スキミングの確率も上がります。
②二重請求とかが普通にある
①と同様ですが。
お店の売上を上げたいがために二重にカードを切る店員も普通にいます。
二重に請求して、売り上げたことになっている商品を自分のものにしてしまう、とか。
こういうのは現金で払えば防げますよね。
デジタルに頼りすぎるとよくないってことです。
③紛失や盗難時に電話するのが大変
カードを紛失した時、盗難に遭った時は対応が大変です。
日本にいるならまだしも、海外から電話すると代金が凄いことに…!
例えば、現金(大金)をなくしたとしたら警察に行くだけ。
自分の負担はほとんどなしです。
④手数料が意外と高い
クレジットカード決済って結構お金がかかることを知らない人が多すぎです。
アメリカでドル決済をする、またはヨーロッパでユーロ決済をしたとします。
その手数料は1ドル(1ユーロ)につき2円。
100ドルのものを買ったら200円上乗せです。
私が2024年5月に韓国で31,000ウォンをカード決済した時(手数料上乗せ)は1ウォンが0.1167円でした。
その日のレートは1ウォン=0.1136。
結構高くないですか?
それならキャッシングで1万円下ろす方が安上がりかも。
1万円をキャッシングし、翌月口座引き落としにすると、手数料の数式はこうなります。
10,000円✖0.18(年率18%)÷365日✖30日
計算すると147円です。
クレジットカード決済の手数料とどっこいどっこい。
ただ、カードを何度も読み込ませなくていいというメリットがあります。
見知らぬ土地で信頼を置けない人にカードを読み込ませる危険。
キャッシングで一度だけ読み込ませて現金をゲット。
どちらがいいかですね。
⑤万一強盗に遭っても現金ならすぐに差し出せる
海外では強盗も普通にあります。
幸い私は遭遇したことがありません。
しかし、旅行ブログやツイッターを読んでいると危険な目に遭った日本人は意外と多いものです。
こういう時、カードしか持っていないとどうなるか、です。
ATMに連れて行かれて「目の前で現金を下ろせ」と言われます。
それって、被害が甚大になり得ますよね。
必要な額の現金だけを持ち歩いている場合はそれを差し出せばいいんです。
30ドルや50ユーロなんて、後でどうにでもなりますよ。
まとめ
ヨーロッパでは現金は嫌がられることが多い。
でも東南アジア、個人の商店、出店などはまだまだ現金社会。
更にホテル、レストラン、ドライバーへのチップは現金じゃないと無理なところも。
「クレジットカードだけで海外旅行ができる」とは言えない現状がある。