子供だけで飛行機に乗る時の航空会社のサービス
今回は子供が単独渡航する際に各社が提供しているエスコートサービスのまとめです。
エスコートサービスは会社によってサービス内容が異なり、料金もまちまちです。
また、今回掲載する航空会社以外にも同様のサービスを行っている会社はあります。
子供の留学や帰省などで利用する方の参考になれば幸いです。
①ANA
ANAは11歳までの子供の一人旅に対して無償でエスコートサービスを実施しています。
- 公式サイトから買った航空券
- ANAのマイルで取得した特典航空券
であればサービスを受けることができます。
(*エクスペディアなどの航空券予約サイトや旅行代理店で航空券を購入する場合はエスコートサービスが対象外の可能性があります。各自ご確認下さい)
エスコートを申し込むには?
子供のエスコートサービスを申し込むにはANAのコールセンターに電話するのが簡単です。
搭乗の日時と名前などを伝えると、オペレーターが航空券の購入手続きをしてくれます。
電話では、子供が話す言語を質問されます。
該当の言語を話せるANAのスタッフが搭乗当日に付き添うためです。
他には座席の希望を聞かれます。
女性の隣がいいとか、通路側がいいとか。
結構融通がききます。
搭乗から到着までの流れ
エスコートサービスを受けるにあたり、搭乗までにすることがいくつかあります。
- 搭乗する最初の空港で子供の受渡に関する同意書を印刷し、記入する
- パスポートや渡航先のビザ(在留許可証など)、出国・入国に関する書類を準備
- 子供の航空券のEチケットを印刷
搭乗当日は、このような流れで飛行機に乗ります。
- ANAのカウンターでEチケットと同意書を提示
- チェックインが済んで荷物を預けたら手荷物検査へ
- 手荷物検査から飛行機に乗るまでANAのスタッフが付き添う
- ジュニアパイロットのパスケースを貰える
- 目的地に着いたらCAが飛行機の降機を手伝ってくれる
- 飛行機を降りたら別のANAのスタッフが待っている
- 検疫→入国は優先的にして貰える
- 預入荷物をピックアップする時もスタッフが付き添う
- 到着ゲートを抜けたら子供引渡の同意書にサインをする
フルサービスキャリアの航空券が高いのはこういうことです。
ANAなら子供の一人旅も怖くない!
②シンガポール航空
次はシンガポール航空です。
シンガポール航空(以下、SQ)は、子供のエスコートサービスを有料で行っています。
ANAとサービス内容が若干異なります。
ざっくり説明するとこうです。
搭乗当日の流れは、
- 最初の便に乗る前のチェックインカウンターで購入時に使用したクレジットカードを提示
- 子供の単独渡航用フォームに英語で記入し、当日カウンターで提示
- 手荷物検査→搭乗→降機→入国→到着エリアまでスタッフが付き添ってくれる
- SQ便で乗り換えがある時もSQのスタッフが付き添う
大体はANAと同じですね。
今後SQのエスコートサービスを利用したら詳しくレビューします。
③大韓航空
大韓航空も子供の単独渡航をエスコートするサービスを行っています。
利用条件は以下の通りです。
(*国際線の条件です。韓国国内線は仕様が異なります)
- 5歳~11歳の単独渡航はサービスの申込が必須
- 12歳~16歳でエスコートが必要な人は事前に申込が必要
- サービスは大韓航空が直接運航する便に限る(共同運航は不可)
- 5~11歳は1区間につき約15,000円(一部地域を除く)
- 12歳~16歳は1区間につき約20,000円(一部地域を除く)
- 出発の24時間前までに大韓のサービスセンターに連絡して申し込む
搭乗当日の流れはこのようになっています。
- 出発地・目的地で親や保護者の住所や名前が確認できる書類が必要
- 出発から到着まで大韓のスタッフが付き添う
- 5時間を超える路線では機内の子供の様子を手紙にして到着地で親に渡す
調べたら大韓は子供の単独渡航専用のフォームがないみたい。
と言うか『親の個人情報が確認できる書類』って何を持って行けばいいの…?
パスポートだと住所が記載されていない😅
住所記載の書類=保険証、免許証、マイナカードでいいのか気になるところです。
もしエスコートサービスを利用する場合は大韓のサービスセンターに電話してよくよく確認しないといけないですね。
まとめ
国内線でも国際線でも、子供の単独渡航のエスコートサービスが結構ある。
とりあえずANAは安心で確実です。