ヒースローの入国審査が変わった
2019年だったか、イギリスの入国審査に自動ゲートが導入されました。
それまではアナログ方式で入国審査が行われていました。
- EU在住者とそれ以外の地域で審査のレーンを分ける
- 入国審査官が目で顔の確認
- 幾つか質問をする
入国・出国の度にハンコもきちんと押していました。
それが、
- ホワイト国、イギリス在住者、それ以外の3つにレーンを分ける
- パスポートの個人ページを機械に読み込ませる
- 顔を撮影して機械が同一人物だと判定したらOK
に変更になりました。
これってどうなんでしょう。
双子はどうなるんだろう、とか思いません?
そんな入国審査で私は引っかかりました。
前にもポルトガルで同じ機械に遭遇したことがあって、そのときは普通に通れたのに。
今回はそれをネタとして記事にしようと思います。
審査で引っかった
ここからは審査に引っかかって入国するまでの流れを書いていきます。
引っかかった原因
まずパスポートの個人ページを読みこむまでが大変でした。
何度もやってようやく読み込んでくれました。
それまで3回はスキャンしました。
これ、パスポートをスキャンすると同時に私の顔をカメラで撮っているんです(多分)。
それがパスポートの顔と一致しなかったのだと思われます。
きっと黒縁眼鏡ですっぴんだったからですよね。
でも、自動ゲートの機械がAIなら『アジア人のサンプルの数が足りなかっただけじゃないか』と思ってしまう。
同じ条件でも韓国の入国審査は通ったのに。
…釈然としない。
有人窓口へ
自動ゲートで引っかかった人は別のレーンに並ばされます。
そう、昔ながらの人による入国審査です。
このとき並んでいたのはアジア人が大多数。
私のような顔が平たい族(東アジア人)の他には中央アジア系の人がいました。
中には白人もいたけど、ごく一部。
これって、例えばパスポートの写真が10年前で、10年経って体重が極端に増減していたら人相って結構変わるよね、って話じゃない?
機械様々がやって下されば楽で早く済むけど、人畜無害でホワイト国の日本人である私の顔が認証されないってイラッとくる。
今まで有人の入国審査で引っかかっていたのは大抵ロシア人と中国人だったのに。
釈然としないよね。
無事入国
有人審査の列に並ばされてから数分後、私の番がやってきました。
この時は厳しそうな女性審査官と優しそうな男性審査官の二人だけでした。
女性審査官は一人に凄く時間をかけていて「うわーこの人嫌」と思ったほどです。
幸いにも私は優しそうな男性審査員に行くことができ、すぐに審査は終わりました。
審査官「イギリスにはどれくらい滞在するの?」
私「10日間くらいです。他にもマルタに行きます」
審査官「マルタの後はまたイギリスに戻ってくる?」
私「はい」
審査官「OKです」
文だけ見ると普通に質問していますね。
だけど実際は審査官が私のパスポートを見た時点でもうOKでした。
これが世界最強の日本パスポートってやつです。
まとめ
化粧をしていない日本人がはじかれる自動ゲートなんてやめて欲しい。
でも待ち時間は短くなったからこれでいい、のかも?