ヨーロッパの迷い方

海外旅行中級者のための旅行記

【燃油高の今だから】大韓航空のマイルで特典航空券を安く買う裏技

海外旅行に行けるぞ~!

海外旅行好きのみんながようやく趣味を満喫できるようになります。

2022年9月7日からは帰国前PCR検査が不要になり、10月から外国人観光客の受入がコロナ前の水準に戻ります。

 

そうは言っても高くつくのが燃油サーチャージと円安ですよ。

庶民は海外旅行にある程度条件をつけなくてはいけないって悲しいですね。

 

  • マイナー通貨である
  • 物価が安い
  • 入国制限がほどんどない

 

これらが全て当てはまる東南アジアとモンゴルが海外旅行の再開にぴったりです。

howtogetlostineurope.hatenablog.com

 

海外旅行をしたくてたまらない人に向けて、今回は『更に旅費を安くする方法』を模索していきます。

 

この裏技を使えるのは『大韓航空のマイルが貯まっている人』に限られます😅

韓国好きで2019年まで頻繁に韓国旅行をしていた人にとっては耳寄り情報かもしれません。

 

現在海外旅行に必要なワクチン接種証明書の発行に必要な書類はこちらから、

howtogetlostineurope.hatenablog.com

 

コロナ対応の海外旅行保険の比較はこちらからどうぞ。

howtogetlostineurope.hatenablog.com

 

天敵は燃油サーチャージ

円安と原油の高騰で燃油サーチャージがとんでもないことになっていますね。

JALANAでヨーロッパ往復するとサーチャージだけでなんと10万円オーバーです。

そこに運賃がついて、ヨーロッパ往復の航空券が20万円以上なんて当たり前。

 

少しでも旅費を安くして海外旅行をしたいなら、マイルで特典航空券を取るのが一番!

航空券が高いならマイルで運賃を払ってしまえばいいんです。

それなら費用は諸税とサーチャージだけですから。

 

ここ数ヶ月、原油は上がるばかりです。

2022年10月からもサーチャージの値上げが各航空会社から発表されています。

www.travelvoice.jp

 

どうしたものか…

悲しいことに、メディアには『一般庶民に海外旅行はできなくなる』と言われる始末。

 

いや。

決してそんなことはありません。

旅程を少し工夫すれば諸税やサーチャージを削ることができるんですから。

 

燃油サーチャージを安くする裏技を発見

最近、ヨーロッパ行の特典航空券をいろいろ検索していてあることに気づきました。

 

「往復で航空券を取るより往路と復路を別に取った方が安くなる??」

 

実際に購入してみてアラびっくり。

ロンドン行の諸費を2万円以上抑えることができました。

 

加えて出発を関空から福岡空港にして2,000円安くなりました。

ちょっとした工夫や知恵で旅費を抑えていくことで、旅先でのホテル代や食費に充てることができます。

 

他にもホテルをエアビーにするとか、

howtogetlostineurope.hatenablog.com

 

個室にこだわらないならホステルに泊まるとかね。

小さいことの積み重ねで相当な額の旅費をおさえることができます。

 

フランクフルト行で比較

ここからは大韓航空のキャプチャ画面を見ながら『チリツモ旅費削減』ができるかどうか見ていきます。

ヨーロッパ行の得点航空券を比較してみましょう。

 

航空券を少しでも安く快適にするため、今回は下の2つの条件で検索します。

 

 

この2つが揃っていてそこそこ大都市であるフランクフルトを選びました。

他にもアムステルダム、テルアビブ、ウィーン、チューリッヒ、パリなど、ロンドンのヒースローに比べると安く行ける都市がたくさんあります。

 

こちらが福岡発フランクフルト行の特典航空券(片道)にかかる費用です。

福岡→仁川→フランクフルト

 

50,270円。高いな…高いよ。

でもこれ、福岡発にしているから空港税は関空発より2,000円くらい安いんですよ😅

関空や成田発だともう少し諸税が上乗せされます。

つまり、関西以西在住の人であれば、海外旅行は福岡空港を使う方が旅費が安くなる可能性があるんです。

こういうちょっとしたカラクリを知っていると旅行の計画を立てるときに役に立ちます。

 

続いてフランクフルト発福岡行の特典航空券(片道)にかかる費用です。

フランクフルト→仁川→福岡

 

262.50米ドルということは、1ドル145円で計算して約38,062円

これはまるで燃油サーチャージが発生していないような価格ですね。

往路の50,270円を足して往復で88,332円です。

 

次に福岡⇔フランクフルトの往復の得点航空券を見ていきます。

福岡⇔仁川⇔フランクフルト



なんと!諸税とサーチャージで11万円超!😲

往路と復路を別に予約するのと比べると25,127円も安くなっています。

 

どういう訳か分かりませんが、往復で取るより往路と復路を別にして予約すると旅費を安くできるということです。

予約の手間は倍かかるけど、浮いた25,000円があればヨーロッパの汚くないホテルに一泊できますよ。

削れる諸費は削りたいですよね。

 

先程少し言及したように、ロンドンのヒースロー空港は空港税が高めです。

実際に福岡発の同じ日程で検索したところ、諸費の合計は12万円超でした。

福岡⇔仁川⇔ロンドン

 

ひゃー!

ちなみに往路と復路を別で予約すると10万円切りました

 

というかロンドン行がそんなに高いなら『まずAMSかCDGに入ってユーロスターでイギリス入して、帰りはアムスやパリも観光する』のも手では?

 

バンコク行で比較

東南アジアでも比較してみます。

適当にバンコクを選びましたが、クアラルンプールでもジャカルタでも同様の結果が出ると思います。

 

まずは福岡発バンコク行の往路です。

福岡→仁川→バンコク

 

28,170円

航空券自体をマイルで取るならまあありかな、という値段。

 

バンコク発福岡行の復路はどうでしょう。

バンコク→仁川→福岡

 

108.40米ドルで、1ドル145円として15,718円です。

往路の28,170円と合わせて43,888円になります。

 

往復で予約するとこうなります。

福岡⇔仁川⇔バンコク

 

57,090円ー!

往路と復路を別に取ったら13,202円も安いよー!

13,000円あったらいい立地のそこそこいいホテルに一泊できるー😅

 

クアラルンプール辺りも空港税が高いから、この裏技で予約すればかなり安くなるかもしれません。

 

まとめ

簡単にまとめるとこうなります。

 

  • 大韓航空のマイルで特典航空券を取るなら往路と復路別々に取る
  • 関空や成田発は空港税が高いため、関西以西に住んでいるなら福岡発にする
  • ヨーロッパに行くなら空港税が高いヒースローを避ける
  • 10月から燃油サーチャージが更に上がるから9月中に買う

 

大韓のマイルが貯まっていて海外旅行を考えている人は実践してみてください。