やっと開国
岸田氏がやっと決断しました。
「日本に帰国する飛行機の搭乗72時間前までにPCR検査で陰性取らないと入国できませーん!」
って、なんてヘソ茶な愚策。
そんなアホな対策がようやく解除されます。
ここは声を大にして言おう。
やっと!やっとか!
「遅すぎ」とか「6月に解除すれば外貨獲得できたのに」と、海外旅行好きなら思いますよね。
でも過去を振り返るのはやめましょう。
ともかく、この2年半、海外旅行好きの日本人がずっと言いたかったのはこれです。
「開国シテクダサーイ」
さっきも言ったように、今までの水際対策(笑)をどうこう言ったところで時間は戻ってきません。
海外旅行好きなら今後の海外旅行に目を向けるべきです。
というわけで今回は『ついに最後のハードルがなくなる!今後の海外旅行のトレンドはどうなる?』というテーマで書いていきます。
海外旅行のハードルがなくなる
この2年半は海外旅行好きにとって大変辛い月日でした。
大好きな海外旅行を取られ、行動制限もあった中で楽しみが皆無な私達。
ブログネタがなくて更新できないしで、満たされない毎日でした。
でも今年の秋からはほぼ自由に海外旅行に行くことができます。
早い人は年末年始に飛ぶでしょうね。
世界の入国制限一覧
と言っても今は円安で原油価格が爆上げの高騰中。
海外旅行好きにとっては辛い日が続きます。
そういう事情も踏まえて、コロナ明け最初の海外旅行をどこにするか迷っていませんか。
そんなあなたに、こちらを。
『渡航制限ありなしが一発で分かる世界地図』です。
※濃い緑→入国制限がない国
黄緑→条件付の入国制限があるけど隔離が必要ない国
オレンジ→基本入国できない国
以前の記事でも同じ地図を出しましたが、
howtogetlostineurope.hatenablog.com
あれから情報が更新されているので再度貼り付けました。
大韓航空のこのマップは分かりやすくて情報がしっかり載っています。
この地図の情報を元に行きやすい海外旅行先を探していきましょう。
(※アフリカ、中東を除く)
入国制限がいまだ厳しい国
入国前のPCR検査による陰性証明書や、入国時のPCR検査が必須な国が結構あります。
(ここに挙げるのは一部の国です。渡航前に各自で入国に関する情報の確認が必要です)
- 韓国(到着から24時間以内に更に検査が必要)
- ニュージーランド(到着時のPCR検査とワクチン接種証明書が必要)
- ロシア(出発前のPCR検査陰性証明が必要+ビザ停止中)
- ベネズエラ(到着時のPCR検査が必要)
ちなみに外国人の入国を拒否している国が2つあります。
- 中国
- ウクライナ
言わずもがなですが、念のため記載しておきます😅
入国制限がゆるい国
日本を出発する前にネットでビザの申請が必要だったり(例:ESTA)、ワクチン接種証明書(英語)が必要だったり、健康調査アプリや追跡アプリが必要だったりする国はこちらです。
まだまだありますね。
と言ってもワクチン接種証明書の取得は、各自治体の役所で申請し、後日証明書を郵送してもらうだけ。
howtogetlostineurope.hatenablog.com
海外旅行を考えている人は早い内に取得しておくのがいいです。
入国制限が全くない国
出発前の陰性証明も、ワクチン接種証明書も、入国時のPCR検査も、どれも必要ない国がこちらです。
ただし、追跡アプリや健康調査アプリが必要な場合があります。
そしてコロナワクチンを2~3回接種していることも条件です。
日本人がこれから旅行するとなると、これらの国から選ぶのがよさそうです。
円安&原油高の今、海外旅行にお勧めの国
これから海外旅行をするとしたら、上記の『入国制限が全くない国』や『入国制限がゆるい国』から選ぶことになるでしょう。
更に手頃な価格で旅行するためにこれらの条件を加えます。
- 円安の影響をさほど受けないマイナー通貨の国
- 日本から近くて燃油サーチャージが高すぎない国
ちなみにお金に余裕がある人はすでにアメリカやヨーロッパにバンバン飛んでいます。
①ベトナム
入国制限が全くないベトナムはまさにコロナ明け最初の海外旅行にぴったり。
この2つさえこなせば入国・観光できます。
ベトナムはビーチリゾートからアーバンリゾートまで様々なタイプのリゾートを楽しめます。
ベトナムの魅力は何と言っても物価の安さ。
ホテル開発が進んでいるインドネシア、マレーシア、タイとは違い、小規模な地元のホテルがいまだに多いです。
そういうホテルに泊まれば宿泊費を非常に安く抑えることができます。
エアビーという手もありますね。
howtogetlostineurope.hatenablog.com
一方で、都市開発が途中の地域では洗練されていないという印象を持つかもしれません。
それはそれとしてベトナムの歴史的な建造物や景観も含めて楽しめばいいんです。
②マレーシア
マレーシアは入国するにあたって必要なものはパスポート以外何もありません。
訳:2022年8月1日から、マレーシアへの旅行を希望する人は、専用のアプリに事前に渡航情報を入力する必要がなくなりました。マレーシアに入国する際のPCR検査も必要なくなりました。
ツイッターでは6月の時点で「アプリの提示もワクチン接種証明書も要らなかった」という情報があるくらい。
『アプリに渡航情報や個人情報を入力しておくのが望ましい』という程度です。
物価が安く、格安ホテルからラグジュアリーホテルまで多様なホテルがあるマレーシアは本当にお勧めです。
③モンゴル
モンゴルも陰性証明なし、ワクチン接種証明書なし、入国時の検査なしです。
- 健康状態自己申告書(PDFファイルを印刷)に記入
これだけでOK。
日本⇔ウランバートルは今のところ成田から金曜の週1便のみ運航しています。
仁川からなら直行で5万円台~(往復)で毎日飛んでいるので、韓国まで飛べば旅程に融通が利きそうです。
モンゴルは意外と穴場かもしれません。
④インドネシア
インドネシアへは知人が今月(8月)に行っていて、話を聞くと結構ゆるい印象でした。
- 渡航情報などを専用のアプリに入力&ワクチン接種証明書をアップロードし、承認を待つ
- ネットで税関関連の申告
- 到着時に観光ビザを取得(約5,000円)
3つのミッションを完了すれば入国できます。
それでもお国柄が出るようで、ワクチン接種証明書が承認されないことが多々あるようです。
知人は承認されないまま行ったけど、ワクチン接種証明書を持っていたためか普通に入国できていました。
この場合を想定して、ワクチン接種証明書(紙)と帰りのEチケット(紙)を持っておくといいです。
⑤タイ
タイへは比較的楽に入国できます。
- ワクチン接種証明書
- 入国時に体温チェック
これだけ~。
更に公共の場でもマスクの着用は必須でないようです。
他の東南アジア諸国と同様、タイもアーバンリゾートからアイランドリゾートまで揃っています。
欧米より安く広くて素敵なホテルに泊まることができます。
タイ行の飛行機はJALやANAだと往復10万~15万円と、今はとても高いです。
が、エアアジア(LCC)やシンガポール航空、マレーシア航空だと往復10万円程度で出ているので狙いめです。
まとめ
コロナ明け最初の海外旅行は東南アジアとモンゴルがお勧め。
最後に、地方民のハブ空港である仁川空港について一つだけ。
仁川は現在、入国せずに乗り継ぎするだけなら搭乗前のPCR検査は不要です。
参考までに大韓航空の情報ページのコピーを貼っておきます。
また、ワクチン接種証明書も不要です。
つまり2019年のように普通に飛行機に乗れるというわけです。