仁川のオモニが優しい
以前入った仁川の焼き肉屋のおじちゃんとおばちゃんは色々とアレでした。
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一人のオモニは凄く優しくて、韓国語が分からない私達をフォローしてくれました。
帰りには抱きしめてくれて「私日本大好きなのよ~」と有難い言葉も貰いました。
この日から2週間後。
ロンドンからの帰り、トランジットでまた仁川に泊まりました。
ソウルまで出ると面倒だし宿代が一気に高くなるから雲西駅が丁度よかったからです。
今回は復路のトランジットで泊まった時に入ったキンパのお店での出来事を綴っていきます。
キンパ屋と思ったら焼き肉屋だった
ホテルのWi-Fiを使ってキンパのお店を探すと、ありました!
評価は4.1で美味しそうなお店です。
ホテルの2軒横にあるのに、何故か向かいのお店に入ってしまいました。
言い訳させて。
ホテルの部屋でグーグルマップを見るとホテルより奥まったところが現在地として表示されたんだよー。
ホテルにいるとこういうこと、ありません?
だからキンパのお店は向かいの通りだと思って入ったの。
間違えて入ったお店は焼き肉屋。
キンパ売ってなさそうだけど一応聞いてみようと思い、店員に声をかけました。
「ここってテイクアウトできますか?キンパが食べたくて」
するとオモニ(韓国語で母親の意)が私のところに来て
「違うわよ。ここじゃないわよ」と。
なんでよ。
グーグルマップを見てきたのに間違ってるの?
焼き肉屋のオモニがキンパ屋まで案内してくれた
そうやって戸惑っていると、オモニは一瞬「仕方ないわね」という顔を見せました。
困惑している私を見て、オモニは店を出て歩き始めました。
「こっちよ、着いてきて」と身振りで伝えながらかなりの早足で。
どうやら案内してくれるみたい。
慌ててついて行くと、キンパがあるお店は(向かいではなく)ホテルと同じ通りでした。
横断歩道を渡ってキンパの店まで案内してくれたオモニ。
キンパの店員に声かけまでしてくれました。
多分「この子がキンパ食べたいんだって」と話してくれたのだと思います。
めっちゃ有難かった。
言葉でもちゃんと伝えましたよ。
「Thank you オモニ!」ってね。
念願のキンパとチゲ
焼き肉屋のオモニに案内されて入ったお店は評判通り美味しかったです。
キンパが4,500ウォン、豚肉のチゲが7,000ウォン、合計11,500ウォンでした。
日本で食べると2,000円くらいかな。
オモニのお陰でお得に本場の韓国料理を食べることができました。
ちなみに左下に写っているスープは韓国人の客(お姉さん)が入れてくれたもの。
やり方が分からなくて席に戻った私を見て、帰る前に器に入れて持って来てくれました。
まとめ
進撃の巨人でミカサとアルミンが言っていたこと。
「話し合えば分かり合える人もいる」
歴史云々で上手くいかない日韓の国交だけど、こういうことだよなあ、と思いました。