雲西駅近くの焼き肉屋に行ってみた
仁川空港で飛行機を乗り継ぐため、周辺で一泊しました。
空港から電車で数駅の雲西(ウンソ)駅はトランジットホテルが多くあります。
ダイソー、飲食店、オリーブヤング、セブンイレブンなども揃っていてとても便利でした。
ホテルの近くで夕食を取ろうと思いグーグルマップで探していると、よさそうなお店を発見しました。
該当する店はLA~と書いてあるお店の2階です。
ところがその日は金曜。
グーグルの評価が高いお店に行ってみたものの満席でした。
若者に人気のちょっとお洒落な焼き肉屋さんでした。
待つのも時間がかかるということで、同じ建物の類似店に行くことに。
評価は3.8。
特別美味しいこともないけど飲食店としてまあ有りかなという数字です。
早くホテルに帰ってゆっくりしたかったからそのお店に入ることにしました。
- 価格: 1320 円
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店員は3人
そのお店の店員は3人です。
おじちゃん
おじちゃんというかおじいちゃんでした。
60代かな。
韓国語オンリーで話してくる、融通が利かなそうな感じの人でした。
英語メニューがあったからそれを見て指さしで注文しました。
韓国の飲食店ってセルフサービスのところが多いですよね。
箸が机の横についていたり、ナムルはカウンターから自由に取ってね、とか。
このお店ではおじちゃんがカートに乗せて運んできてくれました。
久し振りの韓国旅行でそれをすっかり忘れていて、おじちゃんに箸の場所を聞いたらちょっとおこな感じで教えてくれました。
この人に親切という概念は備わっていないのね。
おばちゃん
この人もおばちゃんというよりおばあちゃんでした。
彼女が主に調理をしていたと思います。
このおばちゃん、色々大変でした。
同伴者が冷麺の小皿(取り皿)をもう一枚くれないかと言ったら、物凄い剣幕で
「くぁwせdrftgyふじこlp;@:!」(韓国語オンリー)
と言ってきました。
雰囲気から察するに、
「取り皿ならさっき一つあげたでしょ!一つあれば取り分けて食べられるんだから!」
という内容だったと思います。
う、うん…分かるよ。言いたいことは分かる。
でももう一皿欲しいんだ。
渋々席に戻ってきた同伴者。
冷麺の器から直接食べるしかないか😅
お母さん
そう思っていると、比較的若いオモニ(お母さん)が私達の席にやってきました。
彼女も英語はできないみたい。
ただ申し訳なさそうな表情で私達をフォローしてくれたのは分かりました。
それから数分後、オモニはスマホを持って来て再び私達の席にやってきました。
スマホの翻訳アプリを見せて言うには、
さっきはあの人があんな態度でごめんね。飲食店としてあるまじき言動だと思うの
ということです。
オモニ優しいな😊
これだけで気持ちが救われました。
料理自体は普通に美味いのにグーグルマップの評価が3.8しかないのはこういうところ(おじちゃんとおばちゃんの態度)が起因しているみたいです。
オモニは私達が会計した後、店の外に出て声をかけてくれました。
簡単な英語で
「I'm sorry. Thank you. I love Japan! Ilove you, too.」
と言って私達二人を抱きしめてくれました。
オモニの気遣いが嬉しくてちょっと泣きそうになりました。
まとめ
オモニ(お母さん)のお陰で結果的にいい思い出になりました😊
英語は学んでおくべきだともつくづく思いました。
中学校レベルでいいから外国人とコミュニケーションを取るのに英語は非常に便利なツールです。