今回はレミゼの曲紹介記事
ここ半年くらい、レミゼのあらすじ記事へのアクセスが増加しています。
howtogetlostineurope.hatenablog.com
レミゼ関連の記事が伸びるならもう一つ記事を書いてしまおう。
ということで今回はレミゼで歌われる代表的な曲を紹介します。
有名なだけでなく、レミゼの物語上で特に大きな役割を果たしている10曲です。
レミゼを見るならこの10曲をおさえておけ
さっそく参りましょう。
①囚人の歌
刑務所で労働させられるジャン・バルジャンの歌でミュージカルの冒頭で流れます。
この曲は、より迫力があるハリウッド映画版の方がいいですね。
②夢やぶれて
これは工場を辞めさせられて娼婦になるしかなかったファンテーヌの曲です。
髪や歯を売り、体も売ってボロボロになった彼女の心情が歌われています。
③幼いコゼット
母であるファンテーヌとは離れて暮らすコゼットの曲。
遠い町の宿屋を営む夫婦に預けられてこき使われるコゼットが惨めさを歌います。
④宿屋の主の歌
胸糞な宿屋の主、テナルディエ夫妻の曲。
私はこの夫婦が嫌いですが、どこか憎めない一面も持ち合わせているようでレミゼファンに愛されている曲でもあります。
ハリウッド版のテナルディエ夫人はハリーポッターにベラトリックス・レストレンジ役で出演していたヘレナ・ボナム・カーターです。
⑤星よ
ジャベールが星と神に語りかける曲。
ジャベールは生い立ちがちょっぴり悪くて、人生が結構ハードモードでした。
なので彼なりの価値観と正義感で「自分が世の中をよくするんだ!」と日々思っています。
ジャン・バルジャンを追いかける理由はそこです。
⑥赤と黒
ボンボンのマリウスが仲間と一緒に『明日のフランス』を語る場所、それがABCカフェです。
「王政か、民主主義か」
マリウスはいろいろ悩みつつ、フランスをよくするために仲間と酒を酌み交わします。
⑦オン・マイ・オウン
マリウスへの恋心を見事に打ち砕かれてエポニーヌが泣きながら歌う曲がこれ。
私はレミゼの曲で『On My Own』が一番好きです。
ここからは余談ですが。
以前上白石萌音ちゃんがとある番組でカバーしたことがあって、それもとってもいいのでお勧めです。
萌音ちゃんのエポニーヌ、いつか見てみたいな。
⑧ワン・デイ・モア
「明日になれば…」と、これからのフランスに夢を馳せつつ現実も分かっている革命活動家たちが歌う曲。
これもレミゼの代表的な曲ですね。
⑨民衆の歌
政府に盾突くマリウスやアンジョルラスの歌。
これは日本語より原詩である英語で理解してほしい。
そうするとより曲の世界に入って没頭できると思います。
⑩自殺
自分が信じてきた正義や信念に意味を見出せなくなって投身自殺するジャベールが歌う曲。
この曲をレミゼで聞くと「犯罪を犯した=悪い奴」という皆が持つ概念が分からなくなります。
映画版は自殺のシーンが結構衝撃的です。
まとめ
今回紹介した10曲のメロディーは他の曲にも使われています。
『リプライズ』としてミュージカルの後半に出てくることもありますし、覚えていて損はない曲ばかりです。
ジャン・バルジャン、ジャベール、ファンテーヌ、コゼット、マリウス、エポニーヌ…
レミゼの登場人物は「どこか自分と似ているところがある」と感じることができます。
実際にミュージカルを見に行くことができなくても、ハリウッド映画版のDVDやBlu-rayで作品を楽しむことも可能です(私はDVDとサントラを持っています)。
設定は昔のフランスだけどいつ見ても新しい発見がある、そんな作品です。
レミゼの曲をまに聞くと、励まされたり共感したりと、自分を見直すのにちょうどいいかも。
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