- 新型コロナのワクチンを接種したからレポート
- 1.ワクチン接種までにすること
- 2.ワクチン接種当日の流れ
- 3.一回目の摂取での副反応
- 4.二回目の摂取での副反応
- 5.副反応が酷いときにできないこと
- 6.ワクチンを打ってみて学んだこと
- まとめ
新型コロナのワクチンを接種したからレポート
先日2回目のワクチンを打ちました。
一応私は医療従事者に当たるので、思っていたより早く打つことができました。
今回は新型コロナのワクチンを打つに当たって知っておくべきことや、様々な副反応をまとめていきます。
「ワクチンを打つべき?」
「ワクチンって安全なの?」
「副反応はどうなの?」
「ワクチンを打つ前にすることは?」
「ワクチンを打つときの服装はどんなのがいい?」
当記事はこのような疑問を持つ人のお役に立てると思います。
2回目接種から一ケ月以上痛かった話はこちらからどうぞ。
howtogetlostineurope.hatenablog.com
1.ワクチン接種までにすること
まずはワクチン接種日までにすることを挙げていきます。
①接種日を決める
自治体によって接種できる日は異なり、またある程度の期限があるはずです。
その日程の中で自分の都合のいい日を選んでください。
後で触れますが、お勧めは休前日です。
②予診票に漏れなく記入する
氏名、生年月日、住所、性別に加えてかなりの数の質問があります。
私の職場で配られた記入例を貼り付けておきます。
右下に赤で囲ってある箇所は同意書のようなもので、接種者本人のサインが必要です。
③ワクチン接種記録書に記入する
予診票とは別に『ワクチン接種の記録書(証明書)』が別に配布されます。
これに氏名、住所、生年月日を書き込んでください。
この用紙は接種当日に必要です。
ワクチンを打つと、ワクチンを製造した会社のシールを係の人が貼ってくれます。
更に接種会場がハンコで押されるか記入されます。
④副反応のデータを読み込む
接種の前に配られる書類は他にもあります。
私の場合は副反応のデータがグラフにしてありました。
これはあらかじめしっかり読み込んでおくことをお勧めします。
報告されるデータを事前に知っておくだけでも副反応が出たときに対応できます。
⑤当日熱を測る
ワクチン接種当日は熱を測り、予診票に記入します。
接種会場に体温計がない場合を想定してマイ体温計を持参するか 、その日に測った体温を記入しておくといいです。
⑥接種会場へは身分証を持参・携帯しておく
私は職場でワクチンを接種しました。
そのため、被接種者かどうかの確認は職員IDの読取でした。
これから始まる高齢者のワクチン摂取会場では身分証が必要かもしれません。
(予約表や予約番号が必要というケースもあるかも?)
免許証やマイナンバーカードなどを当日持参し、携帯することをお勧めします。
⑦肩を出しやすい服を着ていく
コロナのワクチンは腕ではなく肩に打ちます。
インフルエンザの予防接種は肘と肩の間(上寄り)にしますが、今回のワクチンは完全に肩の上にします。
なので接種当日の服装は断然半袖がいいです。
袖口が狭い、または伸びない生地の長袖を着ていくと当日苦労することになります。
と言ってもこれからは半袖の季節。
ノースリーブの上にカーディガンを羽織るとかなら全く問題ないです。
2.ワクチン接種当日の流れ
ここからはワクチン接種当日の流れを簡単に書いていきます。
- 先に説明した『予診票』、『ワクチン接種記録書』、身分証、マイ体温計を持参
- 受付で『予診票』『ワクチン接種記録書』を係の人に見せる(必要であれば身分証を提示する)
- 接種会場に移動する
- 予診票を医師に渡す
- 袖をまくって肩を出す
- 看護師が肩を消毒
- ワクチン接種
- 出口で『ワクチン接種記録書』にシールを貼ってもらう&接種会場欄に記録してもらう(ここで私は予診票が回収されました)
- 会場で15分間安静にする
- 異常がなければ退室する
ちなみに注射自体は全然痛くありませんでした。
インフルエンザの予防接種より針が細い上に注入量が少ないからですね。
ワクチン接種時の傷みを懸念している人はそこまで心配する必要はないです。
接種当日のお風呂は問題ないと案内に書いてありました。
患部をこすらなければ入浴も大丈夫のようですよ。
3.一回目の摂取での副反応
ワクチンを初めて打った時の副反応を書いていきます。
①接種した腕が異様に痛い
接種直後から腕が痺れるような感覚がありました。
5~6時間経つとかなり違和感が出てきて、患部だけでなく左腕全体に力が入らなくなった記憶があります。
寝るときはそれほどの傷みではなかったのですが、翌朝起きてみると大変なことになっていました。
左腕に物が当たると激痛が!
次に驚いたのは起き上がれなかったこと。
人が起き上がるには両腕の力が必要なんですね。
(腹筋バッキバキの人は気合で起き上がれるかも笑)
私はすぐ職場に電話し「起き上がれません…今日は休みます」と言いました。
②同僚の副反応
同じ頃に同僚もワクチンを接種しました。
副反応は人それぞれでした。
- 特に何もなかった人
- 患部が少し痛んだ程度の人
- 腕が上がらなかった人
- 吐いた人
- 熱が37.5度程度出た人
一般的に言われている「若い人ほど副反応が出る」とデータは当たっているようないないような?
個人的に感じたのは年齢というより普段運動をしている人の方が副反応が出にくいのかな、ということでした。
はい、私は完全に運動不足です。
4.二回目の摂取での副反応
巷で噂されている「二回目の後の方が副反応がキツイ」というのは本当なのでしょうか。
実際に私に出た副反応を挙げていきます。
①接種した腕が異様に痛い
一回目より二回目の方が腕が痛くなるのが早かったように思います。
二回共同じ時間帯に打って、一回目の後は22時頃から本格的に腕が痛くなりました。
が、二回目は20時頃には鈍痛がありました。
②結構な熱が出る
接種当日は腕が痛い程度だった副反応。
翌朝起きたらあまりにだるくてすぐに体温を測りました。
38.5度。
(平熱36.0度~36.5度)
わー。
わー。
即行で解熱剤を飲みましたよ。
そして水を多く飲んで体内の温度を下げました。
会場でもらった解熱剤は『4~6時間おきに服用してね』とあったから5時間毎に飲みました。
でもその日(接種翌日)は熱が出っぱなしでした…
38.5度~37.5度辺りを行ったり来たり。
これはマジで辛いです。
今のご時世、37.5度以上の熱がある場合は職場や学校を休むように言われていますから、副反応で高熱が出た場合は遠慮なく休んだ方がいいと思います。
③吐き気がする
接種翌日の昼にご飯を食べようと台所に立ったら気持ち悪くなりました。
「今胃に何か入れたらヤバイ」と思い、水をがぶ飲みして気分がよくなるまで椅子に座って待ちました。
こういうときは無理して食べずにウィダーインゼリーを飲むのがいいかもしれません。
④食欲がなくなる
③と被ってしまいますが、私は食欲が減退しました。
普段食べる量を食べようとして途中でお腹いっぱいになって驚きました。
…ダイエットにはいいかも?
⑤頭痛がする
私はそれほどではなかったものの、高熱に頭痛が加わると厄介です。
接種翌日は半日、または一日横になるのが無難です。
仕事は休もうぜ。
5.副反応が酷いときにできないこと
上記の副反応を経験して分かったことをまとめます。
①起き上がれない
これはかなりの衝撃でした。
左腕を使えないことで朝起き上がれなかったのです。
慣れれば左手を使わずに起き上がる方法を編み出すことができるはず。
私は右に寝返りを打って左腕をかばいつつ右手をついて起き上がっていました。
横になるときは右からゴロンと転がればOK!
②服を着替えられない
左腕に激しい痛みを伴うため、着替えが困難です。
副反応がきつくても出勤したい人はボタンシャツやジップアップパーカを着るしかありません。
被るタイプの服はことごとくだめだと思います。
③腕が上がらない
患部だけが痛い人もいれば私のように腕が上がらない人もいます。
片腕が肩より上に上がらないことで日常生活に支障をきたすことが多々あります。
④運転できない
③の弊害の一つがこれ。
両腕と両手を使わなければできない運転です。
腕が上がらないほどの傷みが出る人は運転しちゃだめです。
だって普通に危ないもん。
いざというときにサイドブレーキを引けない(今は足でするけど)ですからね。
私は通勤が車であるため翌朝出勤を諦めました。
⑤箸やペンを持てない
左利きなのに左腕にワクチン接種した私は大失敗。
(正確には両利きだから案外大丈夫だった)
ちょっぴり後悔しました。
打ってくれるお医者さんがあらかじめ利き手を聞いてくれるはずなんだけどな。
中にはそういうのを気にせずに素早く打っていく人もいるって話です。
⑥ご飯を食べられない
腕と手の痛みが酷いときは箸を持てないのでご飯を食べるのも一苦労します。
そういう事態に備えてワクチン接種前にスプーンで食べられるものや片手で食べられるを用意しておいてください。
カレー、シチュー、スープ、グラタン、ドリア、おかゆ、ハンバーガー、サンドイッチ、ピザなどが食べやすいです。
⑦スマホを両手操作できない
ワクチン接種後は片手でスマホを持って、もう片方の手で操作することも難しかったです。
痛みがMAXのときは片手で文字を打っていました(キーボード打ち派には辛い)。
寝転がった状態で片手だけで操作するのは意外と大変だということを学びました。
⑧寝返りが打てない
これが地味に一番キツかった。
左腕全体が痛いから、寝るときは仰向か横向(右腕が下)しかできなんです。
左に寝返りを打とうものなら痛みで起きてしまうという…
こんな寝方をしたら寝不足間違いなしです。
6.ワクチンを打ってみて学んだこと
ここからはワクチンを二回接種した私が、これからワクチンを接種する人のための『お役立ち情報』をまとめます。
①可能なら休前日に接種する
これまでの情報から、ワクチン接種は休前日が好ましいことはお分かりですよね。
翌朝出勤なんて私は二回共無理でした。
理由をつけて仕事を休みたい人は平日でもいいかも…?
②前開きの部屋着で寝る
首から被るタイプの部屋着で寝ると、腕が痛くなったときに着替えができません。
片腕が激痛で腕が上がらないと袖が通らない&脱げないんだよー!
お勧めはジップアップのトップス。
ボタンダウンだと面倒だけど、ジップアップなら片手ですぐに脱げます。
③ユニクロのブラトップ着用で寝る
腕の傷みが酷いときにブラジャーを付けるなんて無理です。
なので部屋着でもOK、更に外出もできるブラトップを着用して就寝するといいです。
万が一ブラを付けることができなくてもコンビニやスーパーならブラトップ+トップスで外出できます。
④解熱剤&痛み止めを準備しておく
私は接種会場でそんなに強くない解熱剤をもらいました。
だから腕が痛くなったり熱が出たりするとすぐに薬を飲むことができました。
薬で熱も痛みも比較的軽減して、気分がマシなったのは嬉しかったです。
自治体が設置する会場ではそういう薬をもらえるかどうか、現時点では分かりません。
そのため、自分が普段飲んでいる解熱剤や痛み止めを事前に準備し、接種後の外出の際は常備しておくことをお勧めします。
⑤熱さまシートを用意しておく
一回目の接種では熱が出なかった私。
しかし二回目の接種後は高熱が出てとても辛い一日を過ごしました。
昔使った熱さまシートの残りが部屋にあったからよかったものの、高熱の状態で買いに行くとなると大変だったと思います。
まとめ
まとめとしてこんな感じかな。
- 接種前に結構準備するものがある
- 注射自体は痛くない
- 副反応は人それぞれ
- 痛みや熱が酷い人は翌日仕事を休むべし
ワクチン接種の証明書を提示すればホテル代が安くなるというサービスがでてきている昨今。
副反応は怖かったし辛かったです。
でも、コロナにかかって死の淵を彷徨ったり周りにうつしてしまったりすることに比べたら耐えられる痛みでした。
大切な人にうつすかもという恐怖より、安心して日常生活を送れると思います。
これからワクチンを受ける人に向けて、この記事が少しでも役に立ちますように。