この世界は案外悪くないんだぜ
今回はアメリカ、ニューヨークでの小話を一つ書こうと思います。
450ドル相当のお土産が大都会NYで一瞬行方不明に
それは超円高で海外旅行者にとってウハウハだった2012年の夏のこと。
両親と一週間のニューヨーク旅行に出かけました。
この頃は1ドル78円、1ユーロ95円とかで過去にない円高っぷりでした。
海外旅行好きにとってどこに行くにもウハウハの天国だったあの時代。
私はニューヨーク郊外のアウトレットモールでトリー・バーチのキャンバストートバッグを180ドル(約16,000円!)で購入しました。
類似品ですがイメージはこんな感じ。
加えて、友人に頼まれていたティファニーのビーンネックレス2つをセントラルパーク近くの路面店(本店だっけ?)で買いました。
当時このネックレスは110ドル(1万円弱)で売られていたと記憶しています。
安っΣ(´∀`;)
いいものを安く買えてウッキウキだった私は、帰国日にホテルからタクシーに意気揚々と乗り込みました。
両親と私の3人全員が後部座席に座り、邪魔だったお土産の紙袋は助手席に置きました。
「ニューヨーク旅楽しかったな~(*´艸`*)」とか思いながら帰国の途へ。
しかしJFKに到着してタクシーを降り、大韓のカウンターでチェックインをしようとすると手荷物が一つないことに気付きます。
(´・ω`・)エッ?
(´・ω`・)エッ?
( ^ω^)オイ,ウソダロ・・・?
タクシーに乗ったときには持っていたはずのトリー・バーチの紙袋がない!?
あれにはトリー・バーチのトートバッグ(約200ドル)とティファニーのビーンネックレス2つ(約250ドル)、お土産のほとんどが入っていました。
一瞬にして顔面蒼白になりましたよ。
血の気が引くってああいうことなんですね。
即、大韓航空のきれいなお姉さんに事情を説明。
- タクシーにお土産の袋を忘れた
- これからタクシー乗場に戻って探しに行く
- 乗車中、ドライバーには大韓航空って伝えたから、もし荷物がこのカウンターに届けられることがあったら教えてくれ
と、自分の名前を伝えたのでした。
我ながら、焦っていた割には冷静に伝えられたと思います(;^ω^)
幸いチェックイン締切までは時間に余裕があったので、タクシーのドロップオフエリアまで急いで戻りました。
いやー、お土産をごっそり忘れるなんて思いもしないから、タクシーの車体番号やドライバー名をメモしていなかった。
駄目すぎるよ自分…
アタフタしながらタクシーの乗場をうろついてみたものの、当然ながら事態は進展しない。
私はなぜ助手席に紙袋ごと置いたんだファックミー!
普段タクシーや人の車に乗るとき、いくら荷物が多くても自分の膝や足元に置くようにしているんです。
忘れる云々よりも、その方が落ち着くからなんですが。
それは新幹線や電車でも同じ。
なのによりにもよってトリー・バーチとティファニーが入った紙袋を置き忘れるなんて…( ;∀;)
ティファニーに至っては人に頼まれたものなのに(´;ω;`)ウッ…
しかし事態は一転
タクシーを降りて10~15分経過した頃、一台のタクシーが私の近くに停まりました。
なんと、さっき空港まで運転してくれたタクシーのドライバーさんが、トリー・バーチの袋を持って私に近づいてくるではありませんかΣ(・ω・ノ)ノ!
ええええええええ(;゚Д゚)
こんなミラクルあるのおおおおお!!
「空港を離れて少ししたら、助手席に荷物があるのに気付いてね。きっとまだ空港にいると思って急いで引き返してきたんだ」
うあああ( ;∀;)
何ていい人!!
高級ブランドが入った紙袋が取り残されているのを発見したら、普通は自分のものにするか売りに行くのがアメリカ。
置き忘れなんてしたらまず返って来ない。
なのに彼は、マンハッタンに戻ろうとしていたところをわざわざ引き返して届けてくれた。
あまりに嬉しくて半泣き状態で何度もお礼を言って10ドルの追加チップを彼に渡しました。
まとめ
このときは本当に運がよかった。
でも「旅先、特に海外では普段自分がしないことをするな」
これに尽きますね(;^ω^)
私は普段自分の荷物を必ず膝か足元に置くようにしているのに、このときに限って紙袋が大きいからと助手席に置いたんですよ。
旅先で浮かれていたのもあると思いますが、本当にこういうことはしちゃ駄目。
海外ではいつもの自分でいるように心がけるしかありません。
外国人彼氏とのアレコレを綴るブログも宜しくお願いします。
今回は『外国人彼氏、韓流ドラマに物申したいってよ』です。
いつか彼とNY旅行できたらいいな(*´艸`*)