- ニューヨーク旅での失敗談
- 地下鉄を避けたらこれだよ
- この時点で怪しい運転手
- 42番街から行くとルートはこうなる
- 到着したのは
- 何とかポジティブに考えてみた
- 夏の朝にするセントラルパークの散歩は気持ちいい
- まとめ
ニューヨーク旅での失敗談
今回はマンハッタンの中心部からセントラルパーク沿いにある博物館までタクシーに乗ったら、反対側にある自然史博物館に連れて行かれた話です(;^ω^)
タクシーにお土産を置き忘れた話はこちらからどうぞ。
howtogetlostineurope.hatenablog.com
地下鉄を避けたらこれだよ
このNY旅行ではマリオットマーキースという、都心中の都心にあるホテルに泊まっていました。
日本で言うと新宿のルミネ辺りのど真ん中に泊まる感じ。
超円高だったこのとき、トリプル素泊まりで一泊3万円だったと思います。
今ブッキングドットコムで同じ条件で検索したら一泊5万円くらいでしたΣ(´∀`;)
どこに行くにも便利なマリオット。
ただ高齢の両親がいたのと治安の問題から、基本は徒歩かタクシーで移動していました。
この日はメトロポリタン美術館に行く予定でした。
まずは42番街を徒歩で北上し、少し人通りが少なくなったところでタクシーを拾い、目的地まで走ってもらうことに。
この時点で怪しい運転手
タクシーに乗り込むとすぐに運転手に「メトロポリタン美術館まで」と伝えました。
しかし運転手の反応はよくありません。
「美術館…?」と首を傾げるだけ。
え、NYのタクシー運転手でメトロポリタン美術館を知らないってありうるの!?
と思いましたが冷静に「セントラルーパーク沿いにある美術館です…」と追加の情報を与えることにしました。
運転手はしばらく考えてから「…ああ、あれね!オッケー!」と、名前と場所が一致した様子。
42番街から行くとルートはこうなる
『大きな通りをまっすぐ行ってセントラルパークが見えたら右折』というのは旅行の準備をしっかりしていた私は把握していました。
だがしかし。
運転手は公園が見えると左折した。
え、え…(゚д゚)!
何で左折??
どういうルートで行く気なんだこの人!?
乗車中、私の頭は大混乱。
到着したのは
数分後、運転手が「はい、着いたよ」と降ろしてくれたのは大きな建物の前。
博物館ぽい。
博物館ぽいけどさ。
Museum of Natural Historyって書いてあるやないかーい!!!!
パッと見メトロポリタンに似てるけど
やっぱり違うやないかーい!
私、愕然。
ねえ、仮にもニューヨークのタクシードライバーがメジャーな観光地を知らないって何なの。
知らないなら知らないって普通に言えよ。
携帯で調べるとかあるだろ。
降ろされたところが自然史博物館だと気づいたとき、タクシーの姿はすでにありませんでした。
普通に間違った場所に降ろされて、普通に料金を払ったあと…
アメリカだからって普通にチップも払っちゃったし…
(´Д`)ハァ…
何とかポジティブに考えてみた
私達3人にどっと疲れが押し寄せたのは言うまでもありません。
到着したのはセントラルパークを挟んで反対側(;^ω^)
溜息しか出ないよね。
あのタクシー運転手、最初から怪しいと思ってたんだよ。
英語はほとんど通じなくてネイティブじゃなかったし。
最近外国から出稼ぎにきたばかりの外国人だったのだと思います。
そんなことをグダグダ考えても仕方ないので何とか前向きに捉えてみることにしました。
自然史博物館に着いたのはまだ朝の時間。
夏とは言え、日本に比べたらNYの夏の朝は涼しいものです。
ここで再度タクシーを捕まえてメトロポリタンまで行くのはアホらしい。
公園の反対側には当初の目的地のメトロポリタン美術館がある。
ということは公園を散歩がてら横切ればいいんじゃん?
せっかくだし都会のオアシスであるセントラルパークを楽しむのもありじゃね?
「少し歩くけど公園の反対側まで散歩してみない?まっすぐ行けば迷わずメトロポリタンに着けると思うの」
こう提案すると両親は快諾してくれました。
NYの夏の朝は本当に心地よくて、風も空気も公園の自然も、全てが散策にちょうどよかったのです。
夏の朝にするセントラルパークの散歩は気持ちいい
このときの写真は残っていませんが、いろいろな植物を発見したり鳥の鳴き声を聞けたりと、とても大都会ニューヨークにいるとは思えない時間を過ごすことができました。
リスも何匹か見たし、日本では見ない鳥もいたなあ(*^-^*)
結果的にメトロポリタンまで30分くらい歩いたのかな。
外国人の新人ドライバーが間違って自然史博物館に連れて行かなければ、朝の心地よいセントラルパークを歩いて自然や動物を楽しむなんてことはできませんでした。
駄目な運転手にお金を払ってしまったことはよくないですが、結果オーライ。
と言いつつ、このロスのお陰でフリック・コレクションに行けなかったのは後悔しています。
フリックに行けていればフェルメールの枚数稼げたのに( ;∀;)
howtogetlostineurope.hatenablog.com
NYを再訪することがあれば彼氏に案内してもらって、今度こそフリック・コレクションに行くんだ。
まとめ
今はタクシーよりもウーバーというサービスがありますし、スマホが普及しているので、ドライバーが目的地を間違うことなんてまずありえません。
でももし他の国で私のような目に遭っても、犯罪に巻き込まれるとかでない場合はポジティブに考えて予定外のことをしてもいいんじゃないかと思います。
行く予定でなかった場所に行ってみる、または道を通ってみるのもなかなか面白いですよ。
外国人彼氏とのアレコレを綴るブログも宜しくお願いします。