ヨーロッパの迷い方

海外旅行中級者のための旅行記

【地方民の味方】5分で分かる大韓航空のメリット・デメリット

【結論:成田や関空を使わない地方民は大陸系航空会社を使え】

 

関東や関西の大都市圏の人は成田、羽田、関西を使えば直行便でヨーロッパに行けます。

が、それ以外の地方民は成田に行くのに旅費がかさむ上、前泊や後泊をする必要があって結構面倒。

地方民はアジアの大都市に飛んでから長距離線に乗り換える方が楽なことが多いのが現状。

そこで、大韓航空をメインにヨーロッパに飛ぶことのメリットとデメリットをまとめます。

f:id:eurotravellermay:20190223132334j:plain

【メリット】

①地方空港でもほぼ毎日ソウルに飛べる。LCCを使えばより安く仁川に飛べます。

②前泊、後泊することなくヨーロッパ旅行が可能。成田や関空発だと前泊が必要なことが多いです。

③座席が広い。

ソウル⇔ヨーロッパのエコノミーの座席間隔が81cm~84cmと広いです。

中華系・欧州系航空会社の79cmと比べてかなり広く感じます。

機内食が美味しい。

短距離線でも飲み物とおにぎりが出ます。長距離路線では名物のビビンバが美味しい。

⑤新しい機体がソウル⇔日本を飛んでいて航空機マニアには嬉しい。

B777-300、B777-200、B787-8iなど新しくてきれいな飛行機が多いです。

⑥深夜にソウルを出発する便を使えば翌朝にヨーロッパに着く。

⑦乗継地の仁川で買い物が楽しめる。待ち時間も比較的辛くない。

⑧プライオリティパスで仁川のラウンジを使えば成田より豪華なラウンジで寛げる。

プライオリティパスで入れる日本の空港ラウンジはショボイのが多いです(;^ω^)

スカイチーム同士の乗継であれば仁川のターミナル間の移動がない。

スカイチームの飛行機はターミナル2、それ以外の飛行機はターミナル1です。

大韓航空のアプリが便利で使い易い。

⑪遅延が余りない。提示発着率は高い方です。

プラハザグレブマドリードなど、日本から直行便がない路線が就航している。

これらの街に行こうと思うと欧州内で乗換になるので現地時間の深夜に着くことが多いですが、大韓の直行便で行けば夕方にはプラハなどに到着します。

⑬マイルは10年間有効で家族間でマイルの合算・譲渡ができる。

家族合算のシステムは他のマイレージサービスには余りありません。

ただ合算システムは航空券への交換のみで、アップグレードは対象外です。

エールフランス、KLM、アリタリアアエロフロート、エアヨーロッパ、チェコ航空中国東方航空中国南方航空、エアチャイナ、エミレーツ、エティハド、JAL、でマイルが貯まる。

⑮上位会員になれば優先チェックイン、優先搭乗、ラウンジ使用などのサービスが受けられる。

大韓航空マイラーが日本にはほとんどいないので、日本から搭乗するときはインボラアップなどが色々と優先されやすいです。

 

【デメリット】

①某ナッツの件で日本では評判がよくない。

②日本国内⇔ソウルに一日一便しか飛んでいない地方空港がある。

台風などの影響で結構になると仁川で乗継できずアウト。

③ヨーロッパ→仁川では空港の端っこに行かなければならないことが多い。

これが結構歩くことになってしんどいんですよ( ^ω^)・・・

スカイチーム以外の乗換の場合はターミナルの移動が必要。

⑤仁川⇔ヨーロッパでは日本語の機内アナウンスがなく言葉の壁がある。

日本語が話せるCAさんが多いが、空港内や機内では英語か韓国語が必要になります。

⑥特典航空券に必要なマイル数が多い。

欧米線はエコ70,000~、ビジネス125,000~。

7月中旬~8月中旬、年末、旧正月はより多くのマイルが必要です。

⑦基本的にプレミアムエコノミーのクラス設定がない。

 

JAL、ANAも素晴らしいのですが、大韓航空も中々です。

特に地方在住者にはぜひぜひ使って欲しいエアラインです(*^-^*)