SIN→HKTの飛行機に乗って遭遇した人の話
今回は飛行機の非常口付近に座る人の話です。
非常口付近の席に座る人って
非常口付近の席って、英語を話せて、且つ非常時に乗客を誘導できる人でないといけません。
座席指定でその席を選ぶ時は
ここは非常口の後ろです。ここに座る場合は、英語が話せて非常時に避難の誘導をして貰います
的な案内が出ることですし。
私もこれまでに二度座ったことがあります。
エールフランスのプレミアムエコノミーで最前列を取ったときと、
howtogetlostineurope.hatenablog.com
2022年の5月に沖縄に行ったときです。
エールフランス搭乗時は、CAさんが「非常時は他のお客様の誘導を英語でお願いします」と確認に来ました。
離陸前にCAが「君達英語話せないの!?」と叫ぶ
それはシンガポールのチャンギ空港発、プーケット行の飛行機が動き出す直前のことでした。
客は全員乗り、シートベルトをしているかの確認をCAがしているとき。
私が座っていた席の数列前の乗客に対して男性CAが大きな声でこう言いました。
「You don't speak English!?」
早朝から移動でうとうとしていた私ですら起きた音量でした。
ん?なに?
となったのも束の間。
非常口付近の席に座っていた某国の若い女性2人が後方の列に移動させられました。
代ってその席に座ったのは恐らく英語ネイティブの別の客2人。
移動させられた某国の若い女性達は「知らなかった~」という顔で移動していきました。
うん。知らないじゃ済まないんだよ、こればっかりは。
CAだってパイロットだって、非常時は命を懸けて乗客を守らなきゃいけないんだから。
因みに某国というのは、現在、日本や西側諸国に経済制裁をくらっている国です。
彼女達は他より少し広い席に座りたかっただけなのかもしれない。
けど、他の人達がその席(非常口の後ろ)を選ばない理由を考えて欲しいよね。
子連れだったり高齢の親と一緒だったりすると避難の誘導なんてできないもの。
まとめ
人の振り見て我が振り直せ。
今回はまさにこれでした。
英語ネイティブでない限り非常口の広い席に座ったら駄目だって。