【結論:プラハより物価が安いブダペストは欧州内でも最大級の首都。何より街が美しいのが最高。美術館も温泉も充実しているブダペストはカップルや夫婦旅に特にお勧め】
まだまだ訪れたことがない国がたくさんあるにも関わらず私がリピートしてしまったイギリス、
howtogetlostineurope.hatenablog.com
チェコに続き、
howtogetlostineurope.hatenablog.com
今回はハンガリー編です。ハンガリーってチェコより知名度がなくてマイナーですよね。
例えばガイドブック。チェコやクロアチアは意外にも単体で出版されています。
arucoだけですが(;^ω^)
15 地球の歩き方 aruco チェコ 2019~2020 (地球の歩き方aruco)
- 作者: 地球の歩き方編集室
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
- 発売日: 2019/04/04
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クロアチアならaruco、
20 地球の歩き方 aruco クロアチア スロヴェニア (地球の歩き方aruco)
- 作者: 地球の歩き方編集室
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ことりっぷなど。
しかし、ハンガリーに関しては地球の歩き方以外だと『中欧~ウィーン、プラハ、ブダペスト~』(しかも最後に表記されている汗)とセットにされていることが多いんです( ^ω^)・・・
まっぷる。ほらね。
まっぷる ウィーン プラハ・ブダペスト (マップルマガジン 海外)
- 作者: 昭文社旅行ガイドブック編集部
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るるぶ。
るるぶウィーン・プラハ・ブダペスト(2019年版) (るるぶ情報版(海外))
- 作者: JTBパブリッシング
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わがまま歩き、お前もか。
ララチッタ、お前もか( ;∀;)
ウィーン・プラハ・ブダペスト (ララチッタ) (ララチッタ―ヨーロッパ)
- 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
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実はチェコ同様、日本人にとってハンガリー旅行は安く旅できる国として非常にお勧めなんです。
謎に包まれたハンガリーの魅力をお届けできれば幸いです。
【ハンガリーのお勧めポイント】
①街並みが美しい。
ブダペストにおいてはゴシック、ネオゴシック、ゴシックリバイバルの建物が多いです。
ブダ側もペスト側も素敵なゴシック建築が溢れているので街を歩くだけで楽しいです。
ブダ側の丘である漁夫の砦から見る国会議事堂や鎖橋は本当に美しいです。
②物価が安い。
ハンガリーはお水2Lが20円とかそこらの世界です。
ホテルも安くて、ハイシーズンにブダペストの中心部に泊まってダブル一泊8,000円くらい。
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印象としてはチェコより物価が安いかな。
実際に訪れてみて感じたのはイギリス、フランス、オランダ、ベルギー等の西欧と北欧>ドイツ>イタリア>スペイン>ポルトガル>チェコ>クロアチア>ハンガリー、ポーランドでした。
③7か国に囲まれているため、2~6時間高速バスに乗れば隣国に気軽に行ける。
ハンガリーはオーストリア、スロバキア、ウクライナ、ルーマニア、セルビア、クロアチア、スロベニアに囲まれた国。
フリックスバスに乗れば片道3~6時間で隣国に行けてしまいます。
エアビーで安く部屋を借り、ブダペストを拠点に中欧を数か国回るなんてことが可能。
例えばクロアチアのザグレブまでは鉄道と高速バスが通っており、フリックスバスなら片道17ユーロ(5時間)です。
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ザグレブからブダペストに足を伸ばしたものの、降りるバス停を間違えてどうしようかと思ったことがありました( ^ω^)・・・あの時のお兄さん、本当に感謝しています。
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ブラチスラバまで8ユーロ(3時間弱)、ザルツブルクまで22ユーロ(7時間)、ウィーンまで12ユーロ(3時間)、リュブリャナまで15ユーロ(6時間)、ベオグラードまで19ユーロ(6時間)で行けます。
④ブダペストならいろいろなレストランがあって食事に困らない。
ここ数年でアフリカやアジアからの移民がすごく増えました。
よってエスニックやアフリカ料理など、食事の選択肢が増えましたね。
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⑤美術館も何気にいい。
私が去年行ったときは改装中でしたが、ブダペストには結構いい美術館があります。
改装中で入ることができなかった西洋美術館を再訪したい( ^ω^)・・・
⑥温泉を楽しめる。
日本とは違って水着を着て入浴するようになりますが、街のほぼ中心部に温泉付のホテルや温泉施設があるのがブダペストの魅力。
ヨーロッパの貴族になったような気分になれるかも。
次に行くときは温泉も満喫したいです。
以前アナザースカイで市川紗椰ちゃんがブダペストの温泉に入っていました。
動画を見たらとても楽しんでいました(*^-^*)
【ハンガリー観光で物足りないところ】
①国民性が若干陰気。
これはいろいろな国に支配されてきた歴史がそうさせるのでしょう(;^ω^)
ラテン系の人なんかと比べるとハンガリー人はなかなかネガティブだと思います。
日本人としてはギャーギャー騒ぐ気質ではないハンガリー人と気が合うかもしれません。
ところで、ハンガリー人の遠い祖先はアジア人らしいということをご存知でしたか?
元は騎馬民族でモンゴル辺りから移動してきた民族が数千年という長い年月をかけて白人化したようです。
その証拠にハンガリー人の名前はアジア人と同じく『苗字・名前』の順。
こういう豆知識を知っているとハンガリー人をちょっぴり身近に感じられると思います。
②通貨がユーロじゃない。
お店ではユーロが使えるところもありますが、基本はハンガリーフォリントです。
フォリント✕0.4にすると日本円になります。例えば20,000フォリントなら8,000円。
私が通ったお土産店ではユーロでの支払が可能でした。
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ポーランドやチェコってすごく平和なんですよ。まず移民が極端に少ない。
そしてアフリカ系の観光客がほとんどいない。そりゃあ治安がいいはずです。
それに比べてハンガリーはここ数年で一気に多民族国家になってしまったため、治安はそこまでよくないです。
日本でも同じですが、夜間の女性の一人歩きなどは避けましょう。
複数人数や男性と一緒であればそんなに問題はないです(*^-^*)
④日本からの直行便がない。
プラハと同様、仁川まで行けばLOTポーランド航空がブダペストまで飛ばしています。
いわゆる以遠権ですね。
LOTはスタアラなのでANAのマイルを貯めている人にいいです。
首都としてはかなり広い街であるブダペスト。
ちょっとネガティブなハンガリー人とちょっと重苦しい雰囲気の街並み、そして温泉では羽を伸ばして貴族気分。そんな街があるハンガリーに行ってみたくなりませんか?(*^-^*)