ヨーロッパの迷い方

海外旅行中級者のためのヨーロッパ旅行記

【遅延、欠航の補償一切なし】私がLCCに乗らない理由9選

LCCってどうよ

LCCってどうですか。

私はいろんなことが怖くてLCCに乗ったことがありません。

 

ご存知の通り、LCCは目的地に連れて行ってくれるだけのサービスです。

旅行を楽しみたいのに補償ゼロの飛行機にお金を払いたくない、というのが個人的な意見です。

 

コロナ禍で国内旅行しか選択肢がなかったこの3年、旅行好きのブロガーさんが飛行機でよく旅行しているのを読みました。

JALANAだけでなく、PEACHなどの搭乗記をたくさん見た記憶があります。

その搭乗記を読んで思ったことは、

 

「荷物の制限厳しすぎない…?」

「やっぱり座席が狭い…」

 

でした。

 

私は絶対に海外旅行でLCCを使いません。

なぜなら、天候の影響で欠航にでもなって成田に行けなかったら国際線に乗れないから。

または海外旅行先から予定の日に帰国できなかったら嫌だから。

国際線に乗れなかったら、それまでの旅行の準備が水の泡だもの。

 

LCCのいいところって正直、お金だけですよ。

「寧ろ安さ以外いいところある?」としか思えない。

 

ということで今回はLCCによる旅行のデメリットをまとめていきます。

 

安さに隠れたデメリットが多すぎる

LCCって安さが売りだけど、それに隠れたデメリットが多すぎると思うの。

①座席が狭い

まずはこれでしょう。

 

フルサービスキャリアだと81cm84mある座席スペース。

LCCだとなんと71cm76cmになってしまいます。

(日本のLCCだと79cmあるエアラインが存在しますが、ごく一部です)

 

71cmと84cmの差、13cm違えばもう別の乗り物です。

(プレエコだと94cm~104cm)

例えるならこんな感じ。

 

  • プレエコ → 新幹線
  • フルサービスキャリアのエコ → JRの在来線
  • LCCのエコ → バス

 

日本国内線ならシートピッチ76cmでもいいかもしれません。

でも国際線で6時間とかってなるとこの狭さは相当厳しいです。

 

②預入荷物は有料

LCCと言えばこれも。

機内持込の荷物のサイズですら相当厳しいようです。

1cmでもオーバーしようものなら追加料金というシステム。

更に預入荷物は別料金がLCCのデフォですよ。

 

先日、ロンドン⇔マルタの航空券を探していたときのことです。

スカイスキャナーでLCCを見て「片道一万円以下!安い!」と飛び上がりました。

しかし、HPで預入荷物などのサービスを追加していくとあれよあれよと3万円に膨らみ…

フルサービスキャリアと同等の金額になりました。

 

結局ブリティッシュエアウェイズを選びました😅

JALマイルが貯まるし、LCCと比較すると結局BAが一番でした。

 

なんだそれ。

 

荷物が少なくて機内持込サイズだけで旅行ができる人ならいいでしょうね。

化粧品が多いとかお土産分をたくさん買って帰る人にLCCは向いていないと思います。

 

③座席指定も有料

最近はフルサービスキャリアでも座席指定が有料化されつつあります。

大韓航空も、足元が広い前列は長距離路線で1万円以上の追加料金が必要です。

でも特にこだわりがなければ、フルサービスキャリアの座席指定は無料です。

 

私はSeatguruを見ながら座席をあれこれ考えたい人。

だからLCCの座席指定有料には否定的です。

howtogetlostineurope.hatenablog.com

 

④食事も有料

たとえば関西→福岡とかの短距離路線なら食事も飲み物もいらないと思います。

ただ、国際線や中距離路線以上はやっぱり欲しくなるよね。

空港で買った飲み物がなくなったら自分でお金を払わないといけないってのは…

(´ε`;)ウーン…

 

⑤大抵は空港の端に追いやられていて遠い

福岡空港を利用するときに思うことがあります。

それはLCCの乗り入れはターミナルの端が多いということ。

 

JALANAなどはセキュリティを抜けてから比較的すぐのところにあります。

一方、LCCは基本的にターミナルの端まで歩かなくてはなりません。

ターミナルの端まで行ったはいいけどバスで更に移動ということもあります。

 

これもLCCの弊害。

いろいろ面倒臭いよね。

 

⑥早朝発や深夜発が多い

フルサービスキャリアにはいい時間帯に空港を使える権限が与えられていています。

例えば地方⇔東京だと朝9時~夜20時くらいまでの発着が大多数を占めています。

空港⇔都市圏に移動する時間を考えると、まあそうなりますよね。

(日本には24時間営業の空港がないというのもありますが)

 

その隙間を縫って空港の使用時間をもぎ取っているのがLCCです。

ということはですよ。

LCCが主に飛べるのは朝7時~8時、夜21時~24時ということに。

(まれに昼間に飛んでいる便がありますが、値段は概ね高め)

その証拠に、海外の24時間営業の空港ではLCCは早朝便か深夜便が多いです。

 

つまりこの時間帯のLCCに乗れるのは、

 

  • 空港の近くに住んでいる
  • 電車やバスで大して乗り換えすることなく空港に行ける

 

こういう人に限られるわけです。

やっぱりLCCって使い勝手が悪い。

 

⑦沖止めの場合もあり

⑤で言及しているように、LCCの飛行機は沖止めの可能性が他より高いです。

飛行機に乗るときにターミナルからバスで行く、または着陸後にバス移動が必要なことがあります。

 

普通に面倒臭いよねって話です。

 

⑧遅延、欠航しても補償一切なし

LCCのデメリットで一番嫌なのがこれです。

遅延や欠航でも代替便への振替やホテルの手配など一切してくれません

機材トラブルなどで出発、到着が深夜になったとしても、成田から都内へバスを出してくれるとかもありません

 

私の友人は過去、台風の影響で那覇発成田行の多くの便が大幅に遅延したのを経験しています。

予定通りならば成田から都内まで電車で帰ることができる便でした。

その日は成田に着いたら24時を回っていました。

その時彼女はたまたまANAを取っていたため、ANAが手配してくれたバスで都内まで送ってもらったそうです。

 

同じ時間に着いたスカイだったかPEACHだったかは言わずもがな。

 

「自分で帰ってね~」

 

それで終わり。

成田から都内ってタクシーでどれくらいするのかな😅

怖すぎる。

 

こういうリスクもあると把握しておかなければならないのがLCCです。

 

⑨遅延、欠航でもカウンターの対応不可

これも地味に嫌だな。

遅延が発生してもLCCはカウンターで対応してくれないんですよね。

カウンターに大体こういう張り紙があるそうです。

 

当便の欠航や返金のお問い合わせは以下まで。

〇〇ー〇〇〇〇ー〇〇〇〇

平日△時~△時

カウンターでは一切対応しかねます。

 

JALANAならカウンターで丁寧に対応してくれるのに😅

それが嫌ならLCCに乗るなってことです。

 

まとめ

LCCって安さ以外メリットある

これに尽きるかと。