ヨーロッパの迷い方

海外旅行中級者のための旅行記

【ヨーロッパ土産の新定番】ヨーロッパのめちゃ美味い塩4選

ヨーロッパ土産と言えば

ヨーロッパ旅行のお土産と言えば何を思い浮かべますか?

 

  • チョコレート
  • クッキー、ビスケット
  • カロン
  • ラグジュアリーブランドのコスメ
  • ラグジュアリーブランドのアクセサリー
  • 紅茶
  • 珈琲
  • ワイン
  • チーズ

 

ざっとこんな感じではないでしょうか。

しかし、今やカルディやネットで大抵のものは買える時代。

チョコなどのお菓子なんて、ヨーロッパでもアジアでも大して代り映えしませんよね。

今回は、お土産をあげるのももらうのもネタが尽きてしまったという人に向けた記事です。

 

タイトルを見れば分かるように、ヨーロッパ土産なら私は断然だと思います。

なぜかって?

それは『溶けない』『腐らない』『日持ちする』『毎日使える』『ネットで買うと高い』からです。

ということで、私がここ数年でヨーロッパから買って帰ったお勧めの塩4つをご紹介します。

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①イギリスのマルドン … 約2ポンド(250g)

まずはイギリスのMaldonから。

以前お勧めのロンドン土産の記事にも掲載しました。

 

マルドンの塩はイギリス王室御用達!

イギリス人のジェイミー・オリバーは料理番組で毎回大胆に使っています。

日本でも愛用している有名人が多いそう(木村拓哉とか)。

王室御用達というだけでお土産のセンスを褒められそうですよね。

 

このお塩はイギリスのWaitroseというスーパーマーケットで買うことができます。

250gで2ポンドほど(約300円)。

 

一応、一部の日本の輸入食品店にも置いてあります。

が、ものすごーく高いんです。

1,000円とか…

 

ネットでも平気で800円や1,000円しますから。

しかも塩を買うだけなのに送料がバカみたいに高いっていう…

イギリスに行ったときはマルドンの塩をまとめ買いすることをお勧めします。

私は去年ロンドンに行ったとき、とあるWaitroseのマルドンの塩を買い占めました笑。

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Maldon

 

味の感想や使い方はこちらに書いておきます。

 

  • そのままだと結晶体
  • そのまま使うならサラダや焼いた肉に振りかけるといい
  • ミルで削って使うとどんな料理にも合う
  • ミネラルたっぷりで適度な旨味を感じる
  • ゆで卵にかけるのが究極の贅沢

 

マルドンの塩はどんな料理にも合います。

味に癖がなく、使いやすいのが特徴です。

 

②フランスのゲランド … 4ユーロ~(250g)

フランスの塩と言えばこれ、ゲランド。

カレフールやモノプリなど、そこら辺のスーパーで安く大量に売っています。

プラスチックの筒、ビニール袋、瓶と入れ物とバリエーションがたくさんあるのがいい。

 

ランクが下のものだと1ユーロ台からあります。 

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Guerande

 

使ってみての感想です。

私が買ったのは下のランクの、安くて大量に入っているものでした(250gで1ユーロ)。

 

  • かなり辛い
  • 旨味はあまり感じない
  • 粒が大きいからミルが必要
  • サラダには向かない
  • 日本の味塩よりは美味しい
  • 野菜や海鮮を茹でるのに適している
  • そこそこ美味しい塩を大量に買いたいならコレ

 

安いのを買ってしまったのもありますが、私はそれほど美味しいとは感じませんでした。

「味塩よりは美味しいかな」という感じ。

3年前に買ったゲランドの塩は使いきれず、いまだに残っています。

最近は野菜を茹でるときにガンガン使っています。

 

クロアチアのソラナ・ニン … 約3ユーロ(500g)

クロアチアで有名なのがソラナ・ニンの塩。

私はザグレブ空港の免税店でスパイス入りのものを買いました。

5ユーロくらいだったかな。

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Nin

 

商品については公式サイトに載っています。 

www.solananin.hr

 

ニンの感想です。

 

  • 粒はゲランドと同じくらいで大きめ
  • 旨味がすごくある
  • 辛め
  • サラダや肉にかけると濃厚な味が出る
  • これもミルが必要
  • 味がかなり濃いから少量で十分
  • 故になかなか無くならない

 

さすが、評判のいいニンの塩。

けど辛みと旨味がありすぎて、素材の味を活かす料理には向かないかもしれません。

しっかり味付けをしたいときに重宝すると思います。

 

ポルトガル(アヴェイロ)の塩の花 … 1ユーロ~(50g~)

商品名の『Flor de Sal』はポルトガル語で『塩の花』の意。 

 フランス語だと『Fleur de Sel』、英語だと『Flower of Salt』だから大体同じですね。

 

フロール・デ・サルはポルトリスボンの間にあるアヴェイロで昔から作られている海塩です。

去年アヴェイロでトゥクトゥクに乗ったとき、実際に塩田を見ました。

500年以上の歴史があるようで、昔から塩作りが盛んなようです。

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Flor de Sal

 

感想です。

 

  • 旨味はイマイチ(マルドンやニンほどではない)
  • 辛さはそこまでない
  • 味塩よりは美味しい
  • 安くて大量なのが魅力
  • 瓶やプラスチック入のものがなく、使うには不便かも
  • ドレッシングなしの塩・胡椒だけでサラダを食べたいときにいい
  • 食材を茹でるときにもいい

 

こんな感じかな。

日本で売られている『精製されまくってミネラル栄養なんかない味塩や、その他の塩よりは格段に美味しいです。

私が普段マルドンの美味い塩を使っていて感覚がおかしいだけです(;^ω^)

 

まとめ

一番のお勧めは①のマルドン(イギリス)!

次に③のニン(クロアチア)。

ポルトガルとフランスはどっこいどっこいかな。

 

マルドンやゲランドは、本国でなくても大手スーパーに行けば売っています。

EU内は関税こそかからないものの、輸送費がかかっているため本国より少々お高め。

と言っても日本で買うより断然安いです。

(マドリードのスーパーで見たマルドンは4ユーロでした)

 

もしヨーロッパ旅行でこれらの塩を見つけたら是非お土産に。

毎日使うお塩は、ヨーロッパ土産にもってこいです。