ヨーロッパの迷い方

海外旅行中級者のための旅行記

【エミレーツの緩さが露呈】ドバイの手荷物検査のファーストレーンに横入してきた外国人

【結論:DXBのターミナルAのファーストレーンは横入が自由にできる欠陥レーンだったが今は改善され、ビジ以上の乗客用のレーンにエコ客が入れないようになっていたε-(´∀`*)ホッ】

 

エミレーツビジネスクラスと言えば、海外旅行好きなら誰もが憧れますよね。

howtogetlostineurope.hatenablog.com

 

お高そうなエミレーツビジネスクラス

実は安いときに安い経路で行けば往復20万円強でヨーロッパまで行けてしまいます。

広くて快適な座席だけでなく、乗る前後のサービスが充実しているのがエミレーツの特長であり、セールスポイントでしょう。

 

高級車での空港送迎が無料で最大4回使えたり、

howtogetlostineurope.hatenablog.com

 

フロア丸ごとがビジネスラウンジになっていてそこから直接飛行機に乗れたり、

howtogetlostineurope.hatenablog.com

 

世界中の空港に自社ラウンジを持っていたりと、

howtogetlostineurope.hatenablog.com

 

他社にはなかなかない豪華なビフォー・アフターサービスが人気です。

 

その中にはもちろん、乗換空港で手荷物検査のファーストレーン(イギリス英語ではファーストトラックかな?)を使えるサービスも含まれています。

f:id:eurotravellermay:20191204190428p:plain

いわゆるビジネスやファースト客、上級会員の特権ってやつです。

 

2年半前の2017年3月と4月にエミレーツビジネスクラスを利用してロンドンに行ったときは、仁川→ドバイの機内でこのようなものをCAさんに渡されました。

f:id:eurotravellermay:20191204184051j:plain

エミレーツ優先手荷物検査チケット

ドバイの手荷物検査ではこれを見せると優先レーンに並べるとのことでした。

しかしこのシステム、結構穴がありました。

ここからはこの『手荷物検査優先チケット』の穴を書いていきます。

 

 

①優先チケットが手荷物検査場で回収されない。

搭乗券の半券を切らないのがデフォのエミレーツ

howtogetlostineurope.hatenablog.com

 

手荷物検査の優先レーンでも当然ながらチケットを回収しません(;^ω^)

私は記念に持ち帰りました。

しばらくしてから私は捨ててしまいましたが、検査場でチケットを回収しない=一度入手したらエコ客でも使いまわせるんですよ。

これ、駄目駄目じゃね?と思いました( ^ω^)・・・

 

②優先レーンと言っても通常レーンの真隣にロープで仕切って別のレーンを作っただけ。つまり係員が見ていなければエコ客でも好きに優先レーンに横入出来る。

これ、正に私の目の前で起こりました

私はビジ客だから優先レーンに並んでいましたが、ロープで仕切られた隣の通常レーン客が「こっち空いてるじゃん、こっちに行こうぜ!」とロープを跨いで侵入してきたんです。

私はこの糞みたいな優先レーンのシステムと横入してきた厚顔無恥の白人に開いた口がふさがりませんでした。

ねえ、このシステム駄目すぎるよエミレーツ( ^ω^)・・・どうにかしよう?

 

 

そんなことがあって、8月のポルトガル旅行ではちゃんと優先レーンを使えるのか不安でした。

しかし!このとき見たダメダメ優先レーンはちゃんと改善されていました。

現在はこのようなシステムに変更になっています。

 

  • 通常レーンと優先レーンは入口がちゃんと分かれている
  • 通常レーンと優先レーンのそれぞれの入口にちゃんと係員がいる
  • 搭乗券が優先レーンのチケットとなるため使い回しは当然できない
  • エコ客が優先レーンに勝手に侵入してくることはない

 

これでこそ優先レーン。

エミレーツはサービスいいのにこういうところが緩くて残念…と思っていたら、苦情が多かったのか2年半の間にかなりきちんと改善されていました。

現場の声をきちんと聞くエミレーツはいい会社ですね。

 

エミレーツと言えばビジネスクラス並のプレエコを新設するという発表がこの頃ありました。

いや、それプレエコちゃうやん!

他の航空会社のビジネスクラスやん!

とツッコミを入れたくなるほど豪華なプレエコのイメージ画像でした。

導入や実施がいつになるのかは分かりませんが、客の声に耳を傾け、ニーズに応えようとする姿勢にはとても好感を持てます。