ポルトガルの地方を鈍行で
2019月8月、日本から丸一日かけてポルトガルに到着しました。
リスボン空港からオビドスへは、エミレーツのショーファーサービスを利用しました。
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重いスーツケースを自分で運ぶことなくホテルまで行ってくれて大変助かりました。
ありがとうエミレーツ!
オビドスのそこそこのホテルに一泊した翌日、ポルトに移動しました。
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という訳で今回はポルトガルの地方を鈍行で巡る行程をご紹介します。
オビドス→ポルトの概要
ホテルには前日にタクシーをお願いしていました。
しかしチェックアウトの時間になってフロントに降りてみるとタクシーはおらず。
「流石ラテン系」と思いつつ、その場で再度配車をお願いしました。
一応、旅立つ前にオビドスからポルトへの行き方を検索していました。
しかしオビドス→ポルトの情報は全くと言っていいほど出てきません。
バス旅の旅行記はあれど、鉄道移動に関する情報はなし。
今後の誰かのためにオビドス→ポルトまでの鉄道旅を記事にします。
まずは行程を。
オビドスからポルトまではこういう道のりです。
①オビドス→カルダス・ダ・ラーニャ駅 … タクシー
オビドスから最寄りのカルラスダラーニャまではタクシーで15分くらい。
料金はチップを合わせて10~12ユーロでした。
②カルダス・ダ・ラーニャ駅→コインブラB … 鈍行
いわゆる在来線です。
車体はIC(高速鉄道)だったような。
のぞみだけどひかりの速度で走る『大は小を兼ねる』という感じ?
鈍行と言っても車内にトイレがついていました。
席は自由席のみ。
カルダス・ダ・ラーニャ駅からコインブラB駅までは2時間くらいです。
ネットで事前に決済&乗車券を印刷しておくと当日バタバタしなくて済みます。
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③コインブラB→ポルト … 高速鉄道
ここまで来ればポルトまであと1時間。
ICでもAPでもできれば一等車がいいです。
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オビドス→コインブラ
ここからはカルダス・ダ・ラーニャ駅からコインブラB駅まで、車窓から撮った写真を掲載します。
通過する駅は全部で11。
- Sao Martinho do Porto
- Valado
- Martinganca-Maceira
- Marinha Grande
- Leiria
- Monte Real
- Monte Redondo
- Guia
- Lourical
- Verride
- Alfarelos
こちらがカルダス・ダ・ラーニャ駅。
こじんまりとしていますがとってもかわいい駅でした。
綴りは『ライーニャ』となっていますが、タクシーの運転手さんが『ラーニャ』と発音していたのでそれを真似ています。
カルダス・ダ・ラ-ニャ駅の構内。
ここもアズレージョがきれい。
サン・マルチーニョ・ド・ポルト駅。
ここは近くに海水浴場があるのか、浮き輪や水着を持った地元民が多く下車していきました。
リスボンからオビドスに向かう道中でも見た風車がここにも。
のどかです。
ヴァラド駅。
細長い木の林が印象的。
ここからはどの駅か不明です😅
恐らくマリーニャ・グランデ駅。
情緒あふれる小さな駅。
ひたすらのどかです。
ここはホームらしいホームがない駅。
ロウリサル駅。
ベリーデ駅。
アルファレロス駅。
コインブラ駅の隣だからか比較的大きな駅のようです。
このときは待合室がある駅を久し振りに見ました。
コインブラB駅に到着。
ここは到着する電車の詳細が画面で表示されます。
ただこの画面がかなり小さい( ^ω^)・・・
非常に見づらいのでご注意を。
コインブラB駅。
この駅はホームが5つくらいあるので画面でしっかりホームの場所を確認する必要があります。
途中停車したアヴェイロ駅。
ここは既に駅からリゾート感があふれます。
まとめ
ポルトガルの高速鉄道を使った移動ももちろん楽しいですが、個人的には在来線の方が情緒や趣があり、より印象的ですばらしい思い出になりました。
次にポルトガルに行くときはもっと在来線の旅をしてみたいです。
もちろん、エミレーツのビジネスに乗って行けるところまで走ってもらって、です。