【結論:繁忙期で一室100ユーロはなかなかの高コスパ】
今回はポルトガルのオビドスで泊まったザ・リテラリーマン・オビドス・ホテルの滞在記をお届けします。
例のごとく、よかったところと(´ε`;)ウーン…なところを箇条書きで綴りたいと思います。
【よかったところ】
①部屋がまあまあ広い。
私の部屋は20㎡だったかな。一人で使うなら充分な広さでした。二人なら少し狭いかも。
バルコニーからはいい風が通っていました。
お風呂場。古さは感じましたが清潔に保たれていましたよ。
②中心部から近い。
場所は城壁の外ですが、ホテルを出て坂道を上がったところに出店がかなりあります。
オビドスの町をふらっと歩きたくなったら行ける距離なのが嬉しかったです。
③朝食が美味しかった。
パンや乳製品は普通でしたが果物が全て特別甘くて美味しくてついたくさん食べました。
ケーキなどの焼き菓子も上品な味で美味しかったです。
紅茶の質もよく、涼しいすっきりとした夏の朝をゆっくり過ごすには十分な内容でした。
④雰囲気がいい。
一般的なシティホテルとは違い、コンセプトがしっかりしていて本当に落ち着けます。
好きな本を持ち込んで珈琲や紅茶を飲みながらのんびり過ごし、思い立ったら街を散策、というように日常を忘れて自分だけの時間を過ごせる場所です。
⑤フロントのお兄さん、お姉さんが親切。且つせかせかしていない。
ホテルコンセプトを従業員にも徹底しているのか偶然なのかは分かりませんが、皆さんせかせかしておらず、たとえチェックインやチェックアウトで少々待たされたとしても嫌な気になりません。
よって「私はここに休暇を過ごしにきたんだ。チェックインで待たされたところでグダグダ言ってもしょうがないじゃん。ここはのんびり待とうじゃないか」と悟りを開けるでしょう(;^ω^)
【(´ε`;)ウーン…なところ】
①鍵が大きすぎて持ち歩けない。
掌くらいある革のキーホルダーが鍵についているのでまず持ち運びができません。
カードキーならスマホケースに入れられるから楽なんですけどね。まあ仕方ないか。
②お風呂場の床が一部剥がれていた。
私は気になりませんでしたが、母親が凄い嫌そうでした。
小さな町なんだし古い建物をここまできれいにしている時点で凄いと思うべきですが、この辺は人によりますね。少しでも綻びがあるのが嫌な人は宿泊をやめた方がいいです。
③窓が完全に閉まらない。
これも建物自体が老朽化しているからでしょう。私は隙間風が吹こうが少々気にしません。
ですがきっちり窓が閉まらないと嫌という人にはお勧めできません。
④ホテルから街の中心部に行くまでが急な勾配の坂道できつい。
急な坂道に加え、石畳が非常に滑りやすいので足腰が弱い人には向きません(;^ω^)
⑤本が大量にあるため古本の匂いが気になる。
これも気になる人は凄く気になると思うので古本屋の匂いが苦手は人はやめておいた方が賢明です。
⑥エレベーターがない。
2階、3階に上がるのに自分でスーツケースを運ばなければなりません。
オビドスに宿泊する人は他のポルトガルの街にも訪れるでしょうから、かなり大きなスーツケースを持っている人がほとんどだと思います。このような段差を何度も荷物を持って上がるのはかなりきついですね。
総合的に私は満足のいくホテル滞在でした。
ブロガーさんに勧めてもらったお陰でオビドス滞在を堪能できました(*^-^*)
オビドスへは1泊してゆっくりする方が街をじっくり散策できていいと思います。
旅行前にオビドスのホテルを検索したとき、エアコン付という条件で絞りましたが、実際は冷房なんて全く必要ありませんでした。
真夏でも屋内は涼しく、北国以外の日本人であれば朝晩は長袖が必要なくらいです。
オビドスは時間とお金に余裕があれば2~3泊して何も考えずに静かに過ごしたいと思える町でした。