【結論:男女のデートに関する意識が違い過ぎて合わなかった】
以前ブログで紹介したマッチングアプリ、コーヒーミーツベーグル。
howtogetlostineurope.hatenablog.com
このアプリを使い、3月にマドリードを旅行したときに一人の現地の男性と会ってみました。
そのときの様子を今回は記事にしてみます。
ヨーロッパを旅行する間、現地の男性と会ってみたいという方の参考になればと思います。
私がヨーロッパを再訪したのは3月下旬のこと。
このときはマドリード、ロンドン、ブリュッセルの3都市を観光しました。
マドリードに到着後、アプリのプロフの現在地を変更すると翌日何件かイイネがきました。
(このアプリは毎日12時にマッチした異性をリストにして自動的に送信してきます)
リストの2~3人とメッセージを交わすこと数日。
文章がとんちんかんな人やいかにも遊び目的な人、興味本位でアジア人にメッセージを送っているんだろうなと思う人が多かったです。
というかまずプロフをきちんと読んでいない人が多過ぎ!
これは日本のマッチアプリでも同様ですが、そんなに長くないんだからちゃんと読めよ。
マドリードに数日しか滞在しないからたとえ意気投合して会おうとしても日数は限られているのに「週末だったら会えるよ( ´∀`)bグッ!」とか「〇〇(地方都市)まで来ないの~?」とかさ、本当に相手を探しているとは到底思えない人がほとんどでした。
「観光で一時的にマドリードに滞在します。3月〇日までいます」
たったこれだけの文章を読めない、読まない人は相手のことを絶対に考えていない、または軽~い気持ちで遊び相手を探している人です。
こういうのがラテンの気質と言えばそれまでだけどさ( ^ω^)・・・
そんなこんなで疲弊している中、比較的まともにメッセージのやり取りができ、マドリード在住で私がロンドンに飛ぶまでに実際に会えそうな人が一人いました。
いかにもラテン系の黒髪&茶色の瞳。身長は175cmくらいで中肉中背。
写真で見る限り落ち着いた感じの人です。
オラオラ系やイケイケ系ではなくITや学者寄りの雰囲気。
何だかんだでメッセージを始めたその日の夜に会うことになりました。
中心部で仕事をしているらしいその人とはソフィア王妃美術館の前で19時くらい待ち合わせ。
美術館の前が人が多過ぎて最初に会うのに手間取りましたが、何とか会えて近くのバーに行くことに。
初めてのマドリード観光なら絶対に行かないような、表通りから少し入ったところで、飲み物一杯とサラダのようなものを頼み、30分~1時間くらいお互いのことを話しました。
話の中で、日本に興味があること、和食が好きなことを聞きつつ、ある程度雰囲気が落ち着いたところでその人に「お勧めの日本食店があるんだけど行ってみない?」と提案されました。
断るのも何だからと了承し、バーを出て日本食店に向かうことに。
そうすると「ここからちょっと遠いんだよね。バイクで来てるから乗っていく?」と。
その瞬間、一気に不安になった(;^ω^)
どこかに連れて行かれて銃で脅されて貴重品を巻き上げられるアメリカの犯罪ドラマを思い出した。
クリミナル・マインドのBGMが瞬時に頭の中に流れたよね。

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結果的に犯罪に巻き込まれることなく彼のバイクの後ろに乗ってマドリード内を移動し、お勧めの和食店に到着した訳ですが、普通ああいう状況で乗り物に乗るよう提案されたら断るべきです( ^ω^)・・・万が一事故っても旅行保険が出るかどうか怪しいですしね。
ヨーロッパの街をバイクで二人で巡る。文字で見るとお洒落です。イメージはこう?
でも実際はこう。
曲がるときなんてこんなんやで。
彼→革ジャケットにもちろんパンツとブーツ。
私→ワンピースに素足に靴下\(^o^)/
こんな状態でマドリードの夜道をブンブン走ったのでした。
バイクに乗り慣れていない私は乗る時にバイクのどこかにこすって結構大きな怪我をしたよね。
3ヶ月経った今も傷跡が残るくらい。
一瞬でもローマの休日をイメージした安易な私は馬鹿でした。
まあ犯罪に巻き込まれなかっただけよしとしましょう( ;∀;)
【教訓:よく知りもしない人と旅先で会うときは細心の注意を払え】
入り組んだような裏道に連れていかれるようなら拒否して逃げた方がいいです。
もう一つ、日本の男女のデートとは違うところに驚いたことがあります。
それは痛い思いをしてまで連れて行かれた和食店で完全割勘させられたこと。
過去にアメリカ人男性とご飯に行ったことがあってそこでは完全に奢ってくれたので私は拍子抜け( ゚д゚)
電子マネーで自分が食べた分だけピッて払っちゃったよこの人!自分から誘っておいて何だそれ!というのが日本人の私の考えであり、価値観でした。スペインではデートでも割勘が基本のようです。
ヨーロッパの文化は好きだけどこういうところは日本やアメリカの考え方に賛成です。
最初のデートでは男性が負担、誘った方が払う、稼いでいる方が払う・または多く支払う方が私は好きです。
私だって5歳以上年下の子と食事に行くときは多めに払うか奢りますから。
擦り傷を負って、大して美味しくもないうどんに10ユーロ近く払わされた私の後悔ったらないです。
しかもデート後は音沙汰なしって結構失礼だよね。
私も彼について「この人ナイわ」だったからどっこいどっこいなんだけどさ。
せめて「今日はありがとう」「ロンドンまでいい旅を」とか嘘でもいいから送れよ、と思うのは私が日本人だからでしょうか。
スペイン人はその気がない人に期待を持たせるようなことはしないのかもしれない。
色々経験して逞しくなるのだろうけど、これは人生で嫌な思い出トップ5に入ります(;^ω^)
ロンドンで違う男性と会ってみた話は明日にでも上げます。
これもなかなかネタに富んでいるのです( ^ω^)・・・
外国人彼氏とのアレコレを綴るブログも宜しくお願いします。