【結論:ニュクスやシュウウエムラを意識したようなセスデルマの実力は無印良品の基礎化粧品以下】
ヨーロッパには高品質で安い基礎化粧品がたくさんあります。
特にフランス製のドラッグストアコスメは2,000円程度でも優秀な化粧水やクリームばかり。
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中でもマルチに使えるニュクスのオイルやアンブリオリスのクリームは旅行に持って行くと便利です。
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私はいつもヨーロッパにパウチとミニボトルの化粧水だけ持って行き、現地で新しいものを買うようにしています。
そんな、普段フランスの基礎化粧品を愛用している私が3月にスペインのマドリードでSEPHORAに行ったときのこと。
余りに多くの化粧品が並んでいて一人では決めきれず、店員さんに「化粧水を探しているんだけど何かいいのない?ニュクスとかアンブリオリス辺りは使ったことがあるから新しいものを試してみようかと思っていて…」と聞いてみたんです。
するとその店員さんは「お勧めならコレね」とスペインのスキンケアブランドであるSESDERMAを手に取って見せてくれました。
恥ずかしながら、そのとき初めてスペインにも良さそうな基礎化粧品があると知りました(;^ω^)
「(パッと見よさそうだけど)フランスのものと比べてどうなの?いい?」と言った私に対し、店員さんは「フランス製は駄目よ。絶対こっちの方がいいわ。お肌もしっとり潤うよ!」と、とってもライバル心剥き出しで自国製品を勧めてくれたのでした。
あぁ…フランスにはいいコスメがたくさんあるから勝手にライバル視してるのね。
ま、フランスはスペインなんて見向きもしていないだろうけど。
というのが私の心の声( ^ω^)・・・
「顔だけでなく保湿ジェルとして体にも使えるのよ!」という店員さんの言葉に釣られ、ごり押しされたセスデルマの化粧水ジェルを購入することにしました。
名前はHIDRALOE。イドラロエかな。実際に塗布すると微かにアロエの匂いがします。
250mlで22ユーロ。ラロッシュポゼの化粧水と同じくらいの値段です。
でもこのボトル( ^ω^)・・・某ウエムラのクレンジングオイルにそっくり!
色も形も文字の配置もソックリ~!ボトルの蓋を回して中身を出すところも同じ~!
化粧水を買うときに一応他の商品にも目を通したのですが、セスデルマの美容オイルもそっくりさんでした。
既視感…
HPに「セスデルマ30周年」、ニュクスのオイルは「1991年に誕生」とHPに書いてあるけどどっちが早いのでしょう(;^ω^)
どちらにしても世界的にメジャーなのはニュクスとシュウウエムラですよね。
結局のところ「フランスの真似をして作ってみた感」が拭えなかったです。
名前もフランスのビオデルマと似てるし。
そんなセスデルマ、基礎化粧品としての実力は残念ながら無印良品以下です。
ニュクス、アンブリオリス、ラロッシュポゼ>無印良品、肌研のヒアルロン酸>セスデルマ かな。
そもそもジェルなだけあってテクスチャーが硬く、水分が全然お肌に入らない。
化粧水としての機能は期待しない方がいいです。
この化粧水ジェルとクリームだけで2~3日ケアをしてみましたが、予想通り、翌朝お肌がバリッバリでした。というか寝ているときでも乾燥が気になった。
ニュクス→無印などの化粧水→ニュクス→アンブリオリスの順でケアすれば翌朝も潤っているのに…
他の化粧水をたっぷり入れてから保湿目的で使うのならいいかもしれない…
なので今は体の保湿用としてセスデルマを腕や脚に塗っています。
22ユーロ払ったのにこれか(´ε`;)ウーン…
やはり基礎化粧品も化粧品もフランス製に限りますね。ひとつ賢くなりました。