【結論:女子旅はarucoとことりっぷ、男子旅は地球の歩き方とわがまま歩き】
今回は、ここ数年で買ったガイドブック数冊を様々な観点から比較してみようと思います。
比較対象は地球の歩き方、ララチッタ、わがまま歩き、aruco、ことりっぷの5冊です。
比較する観点12項目です。
①本の重さ ②紙の質 ③景色の写真の数 ④文字フォント ⑤取り外せる地図
⑥その国の歴史 ⑦その国の基本情報(出入国に関してはどの本にもあるので割愛)
⑧交通情報 ⑨その国の言葉集 ⑩掲載都市数 ⑪お土産例
⑫その他。見やすさ、女性向け、男性向けなど
まずは定番中の定番、地球の歩き方。1,000円台後半。
①重い ②ペラペラ ③少ない、小さい ④主に明朝体、少しゴシック ⑤なし ⑥4頁
⑦基本情報、電話、祝祭日、地域別の簡単な解説、旅の必需品、平均気温、モデルルート、お金、郵便・通信、ホテルの基礎知識、安全対策
⑧充実 ⑨4頁 ⑩約50都市 ⑪豊富
⑫地図が一か所にまとまっていないのが使いにくい。フォトジェニックな写真はない。都市間の移動方法や時間が細かく書かれていて旅行の計画をしやすい。掲載都市数が圧倒的に多いので周遊旅行をしたい人にはいい
次にララチッタ。分厚い表紙が特徴。1,000円台前半。
①軽い ②硬い、分厚い ③少なめ ④ゴシックと細ゴシック ⑤小さい地図あり ⑥歴史年表のみ
⑦出発準備、通貨と両替、電話、郵便・通信、サイズ比較表、旅のトラブル、便利電話帳、平均気温、行事
⑧充実 ⑨なし ⑩2都市(ベルリン、ドレスデンのみのガイドブックのため) ⑪特になし
⑫1~2都市をサッと回るだけなら十分な情報量
わがまま旅歩き。つるっとした手触りが特徴のガイドブック。1,000円台後半。
①重くはない ②薄いがめくりやすい ③写真の量は多いが小さい ④ゴシック ⑤あり ⑥充実
⑦平均気温、出発日検討カレンダー、四季暦、個人手配旅行情報、服装・準備物、お金、成田・羽田・関空・中部空港へのアクセス、電話・通信、郵便物の送り方、健康管理と対策、治安とトラブル対策
⑧充実 ⑨6頁 ⑩約80都市 ⑪特集ページはなし
⑫初めての一人旅でも大丈夫な情報量。プラスチックの取り外せる地図は重宝する
aruco。見た目が可愛いです。1,000円台前半。
①軽い ②結構しっかり ③写真が大きく旅のイメージがつきやすい ④ゴシックと手書き風
⑤路線図や会話集が小冊子になっている ⑥1ページに簡単にまとめてある
⑦平均気温、祝祭日、地域別解説、最旬トピック、モデルプラン、おすすめ旅グッズ、雑学、イベントカレンダー、お金、電話、安全情報、困ったときのイエローページ
⑧充実 ⑨5頁 ⑩約10都市 ⑪食品、雑貨、食器、コスメとジャンルに分けて掲載
⑫レイアウトは全体的にスクラップ。写真がごちゃごちゃして見づらいが、ご飯や景色の写真が大きく興味をそそられる。インスタ映えしそうな最新情報や場所を紹介していて女子旅向け
ことりっぷ。表紙の紙質が独特な本。1,000円台前半。
①軽い ②ザラッとしたしっかり系 ③多め、大きめ ④ゴシック、細ゴシック
⑤路線図や会話集が小冊子になっている ⑥なし
⑦平均気温、通貨、祝祭日、通信・郵便、トラブル対策、モデルプラン、アドバイス、イエローページ
⑧まあまあ ⑨2頁 ⑩7都市 ⑪ジャンル毎に掲載していて充実
⑫レイアウトが見やすい。基本は白背景に写真を載せている。情報量はやや少なめ
それぞれ違う都市のガイドブックを比較したので、掲載都市数には差があります。
今回比較したデータを元にお勧めしたいのは、
女性にはarucoとことりっぷ、男性には地球の歩き方とわがまま歩き、です。